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山梨県甲斐市

工事の概要を公表 「kai・遊・パーク」改修

2026/06/09 山梨建設新聞

 玉幡公園総合屋内プール「kai・遊・パーク」のリニューアルで甲斐市は、実施設計中の整備概要を公表した。既存の屋内プールの大規模改修について、建築・設備工事や新築する温浴施設、拡張する駐車場の内容を明らかにした。また2027年9月としていた屋内プール改修の工期を、同年12月に延長する計画も示した。

 屋内プール改修のうち建築工事の概要は▽ステンレス製の屋根材は問題ないため、現状のまま▽外壁に使用しているガラスの汚れがひどい箇所を交換▽ガラス繋ぎ目シール材の劣化した箇所を交換▽外壁(タイル部)のクラックを補修▽構造体の木柱は強度に問題がないため、表面洗浄と防腐処理▽構造体以外の木部の一部にカビや劣化が見られるため、交換し防腐処理▽柱を除く天井は表面洗浄し、新たな断熱材と天井木材を設置▽基礎やコンクリート構造物は強度に問題がないことを確認▽基礎コンクリートの表面クラックや化粧モルタルが剥がれた箇所を補修し、基礎表面に保護材を設置▽25mプールや歩行用プール、子ども用プールのタイル目地を補修▽リラクゼーションプールを休憩室へ再整備し、既存の形状を生かした小上がりにする。

 電気設備工事の概要は▽照明をLEDに交換▽劣化した配線などを交換▽増築設備に合わせ変電設備を更新。

 機械設備工事の概要は▽温水機器のヒートポンプやボイラーなどを更新▽配管類は劣化が多数確認されたため交換▽空調は施設規模に適した設備に更新▽現状床下にある吹き出し口について、天井にダクトを設置し上部に変更▽事務室や休憩室に個別の空調機器を設置▽プールエリアの換気を充実させるため、大型換気扇や換気窓を設置▽シャワー室などの換気扇は、施設規模に適した機器に更新▽トイレ器具は劣化しているため更新▽シャワーブースを男女共に現在の4ブースから6ブースに増設。

 新築する温浴施設はRC造平屋建て。延べ床面積は当初520㎡程度を見込んでいたが、433㎡程度になる。高温風呂や低温風呂、露天風呂のほか、サウナ、水風呂、掛け湯、洗い場、脱衣所、ロビーを整備。温水はヒートポンプにより加温する。ろ過機やポンプ類は1階機械室、ヒートポンプや貯湯タンクは屋上に設置する。

 県道甲府南アルプス線(アルプス通り)に面する南側駐車場は、現在の31台から60台に増設。それに伴い時計塔は撤去する。

 設計は新谷建築設計事務所が担当しており、履行期限は6月まで。

 屋内プール改修の工期については、中東情勢の影響で資材が入手しにくいことなどを踏まえ、見直す。当初は27年9月の供用予定だったが、温浴施設と同じ同年12月まで延ばす。開館準備を経て28年3月、全施設同時に供用を開始する予定だ。

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