記事

事業者
茨城県潮来市

総合運動公園にアリーナ/30年度にも事業者選定

2026/06/11 日本工業経済新聞(茨城版)


 潮来市は、潮来IC周辺における地域連携拠点事業の一環で進めている(仮称)総合運動公園のゾーニング3案を示した。公園のあり方検討業務報告書(概要)で明らかにしたもの。導入機能については市民向けアリーナほかスポーツ施設、体験型施設および防災関連施設の優先度が高いと判断した。事業スケジュールとしては官民連携を前提に、2027年度に基本計画をまとめ、30年度に事業者を選定。31年度より設計・施工に着手する流れを想定している。



 (仮称)総合運動公園の対象地が、潮来IC北側で計画している地域連携拠点(約60ha)のうち、都市公園ゾーンに位置付けた北西側の約14・5ha。

 ゾーニング案では①スポーツ施設エリア②親水エリア③地域振興エリア④こども広場エリア⑤多目的広場エリア⑥駐車場-の6エリアを設定。地域振興エリアに関して、県道潮来佐原線沿いに配置するA案、親水エリアに広く接するB案、公園中央に配置するC案を比較検討し、絞り込みを行う方針だ。

 導入機能については優先度の高いもので▽スポーツ施設(体育館・アリーナ、アーバンスポーツ施設など)▽体験型施設(屋内遊戯施設、農園、農業体験施設など)▽防災関連施設(防災備蓄倉庫、防災避難所など)▽その他(飲食施設など)-が候補に挙がっている。

 このうち体育館・アリーナに関しては市民利用を中心に想定。今後は整備計画の策定に向けて各導入機能の施設規模や整備内容の詳細を検討し、具体化を図っていく。

 想定事業スケジュールとして、本年度は地域振興エリアの機能検討を推進。鹿島アントラーズFCクラブハウスの移転が決定すれば、用地となるスポーツ・賑わいゾーン(南西側約14ha)と連動して公園部分の用地取得や土地計画手続きを進めていく方針。順調なら27年度に基本計画を策定し、民間活力導入可能性調査、公募準備を経て30年度に事業者を選定。31年度から設計・施工に取り掛かりたい考え。

 地域連携拠点は「スポーツ・観光活動を核とした交流拠点の形成」が全体コンセプト。24年度に策定された基本構想では都市公園ゾーン、スポーツ・賑わいゾーンのほか、東側に観光・交流施設ゾーンを配置している。

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら