3選を果たした須藤昭男みどり市長は、4月23日から3期目となる新たな市政をスタートさせた。市の課題解決やインフラのメンテナンスを進めるとともに、人口増加に向けて積極的に民間投資を呼び込める施策を推進していきたいと力強く意気込みを語った。これまでの市政を振り返りつつ、今後進めていくインフレ整備の重点施策などについて話を聞いた。
-これまでの任期を振り返って
須藤 全国的に人口減少が叫ばれる中、本市では「みどり市こども未来基金」を活用した結婚・出産から子育てまで切れ目のないサポートを行い、他市にはない施策を展開してきた。その成果もあり、2025年1年間の市人口の社会増減が、みどり市誕生以来、最も大きな増加に転じた。3期目も引き続き強力に推進していく。
ハード面では、温泉施設の建て替えや、みどり市初となる大型遊具を備えたグリーンパークの建設を進めた。また、サンレイク草木をリニューアルした滞在型宿泊施設も年度内に完成する予定だ。今後もインフラ整備を通じて市民の利便性向上を図るとともに、移住者や観光客を呼び込み、関係人口を増やせる場所へ重点的に投資していきたい。
-注力していく建設事業について
須藤 市の課題解決や強みを生かすためにも、積極的な整備を今後も進めていきたい。
まず、屋内遊び場の整備を計画している。夏の猛暑日や雨天時でも、環境や天候に左右されずに子どもたちが遊べ、年齢を問わず交流できる場所をつくりたい。建設場所は、国道・県道が通り、鉄道も3路線が走る大間々地区を予定している。家族で訪れやすく、観光客も増え、そこから市への定住につながるようなエリアにしていきたい。
また、本年度からは新たな道の駅の建設計画を進める。直売所を備え、観光地としても機能する施設を目指す。さらに、岩宿駅前のロータリー広場整備や、南口で進む民間ホテル建設、新規産業団地の造成など、民間投資や雇用の増加につながる施策を進めていきたい。
-インフラ整備における課題などについて
須藤 公共サービスの維持はもちろん、地震や災害への備えが重要となる。みどり市は南北に長い地形で、地区ごとに課題が異なる。北部では土砂崩れ対策として砂防事業や河川改修事業が必要であり、国や県など関係機関と連携して取り組んでいきたい。
また、老朽化が進む上下水道施設のメンテナンスも重要だ。地下に埋設されているため目に見えず、維持管理が難しいうえ古い設備は地震にも弱い。定期的な布設替えなどの工事を行い、市民のライフラインを守っていきたい。
-建設業界へのメッセージ
須藤 建設業は裾野が広く、地域経済の大きな牽引役として重要な役割を担っている。市としても、施工時期の平準化や技術者育成を踏まえながら発注を行っていきたい。
現在、市には優良工事表彰制度がなく、高い技術を発揮してもらっても評価できていなかった。本年度から表彰制度を新設し、良い仕事をしてもらった場合には評定に加点できるようにしたい。
-これからの市政運営について意気込みを
須藤 市長となって以来、今を生きる私たちと未来を生きる子どもたちのためになる市政を心がけてきた。未来に向けて、みどり市を次の世代に良い状態で引き継いでいきたい。そのためにも、財政状況を見極めながら優先順位を付け、働く場所や関係人口を増やし、民間投資を呼び込める分野へ積極的に整備・投資を行っていく。
















