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茨城県道路建設課

7月にもWTO2件公告/(仮称)真弓トンネル工事

2026/06/13 日本工業経済新聞(茨城版)


 県道路建設課は、(仮称)真弓トンネルの本体工事2件を7月中旬ごろにも公告する見通しだ。県議会第4回定例会での本契約の承認を諮りたい考え。2件ともにWTO対象案件となることが想定され、過去に県道路建設課から発注されたWTO対象の大久保町第2トンネル工事では、3者JVによる施工とし、代表構成員には土木1200点以上、NATM工法によるトンネル工事の施工実績などが求められていた。県の本年度予算では、同トンネル本体工事に2027年度~29年度まで限度額99億9000万円の債務負担行為が設定されている。



 (仮称)真弓トンネルを含む市道0139号線整備事業は、合併支援道路として県が常陸太田市から受託し整備が進められている。常陸太田市幡町地内を起点に、日立市金沢町地内の山側道路までを結ぶ全体延長5480m。このうちトンネル延長が2084m。片側1車線の幅員6・5mで計画される。路線全体の完成は29年度を目標としている。

 (仮称)真弓トンネルは、工期短縮の観点から常陸太田市側と日立市側の両側から、それぞれトンネル掘削工事を施工し、各工区の施工延長は約1000m。工法については山岳部におけるトンネル施工で多く用いられているNATM工法を採用し、地山(周辺の岩盤)が持つ支持機能を有効に活用するとともに、吹き付けコンクリートなどにより地山の安定を確保しながら掘削を進めていくこととしている。

 常陸太田市では、トンネル本体工事について、6月定例会に県と111億円で随意契約を締結する契約議案を上程。県とは5月15日に仮契約を締結している。

 トンネルを含む同路線の開通により、四季の丘はたそめ地区から山側道路まで約6分で移動が可能となるほか、通勤、通学、その他利用者約6000人の環境改善、定住促進の効果が期待される。また、東西方向の軸となることで、交通の便が改善され、東部地区の商業施設や市街地へのアクセス性の向上、整備が進む国道293号バイパスとの相乗効果による経済面での効果も期待される。

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