記事

事業者
群馬県河川課

河川点検システム構築 30年度運用開始へ

2026/06/16 群馬建設新聞


県河川課は、2030年度までに全土木事務所および点検会社が行う点検業務において河川点検システムの運用開始を目指す。現在は同システムの構築に向けて、既存資料の収集や課題の整理を進めている。本年度下半期にはシステム要件の検討に着手する。27年度上半期にシステムの検討・設計・開発を業務委託し、28年度中のシステム構築を目指している。28年度下半期から29年度にかけて一部の土木事務所および点検会社が行う点検業務において試行を実施する計画となっている。

同システムの構築は、毎年実施している河川維持管理点検における業務の効率化を図るとともに、過去の点検記録や補修履歴など、河川施設の維持管理に必要な情報の一元化を実現することを目的に実施する。現時点ではクラウド上で点検調書を一元管理・データ蓄積することにより、タブレットで記録した点検結果を土木事務所、河川課、点検会社間で共有が可能となるシステムの構築を目指す。

本年度上半期はシステムに求める内容や条件、課題整理を行い、下半期にはシステムに求める機能などについて検討を進めるとしている。27年度上半期に委託を計画するシステム検討・設計・開発業務については、入札公告時における業種や入札方式をこれから検討する。

現在の河川維持管理点検における課題として、点検にかかる事前準備・点検実施・結果とりまとめに職員の時間や労力を要していることや変状損傷箇所を対象とした補修工事の事務所内や河川課への情報共有の遅れが生じている。このほか、点検にかかる負担軽減、点検データの確実な共有と蓄積が課題となっている。

同システムの構築により▽点検にかかる事前準備・点検実施・結果とりまとめの時間や労力の削減▽土木事務所、河川課、点検会社間で点検結果や補修履歴の一元管理が可能▽点検データが確実に蓄積されることで今後の維持管理業務に活用が可能-などの効果が期待される。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら