北陸地方整備局は、本年度から全ての土工についてICT活用を原則化する。新たに設けた「ICT土工(導入型)」を土工量1000立方未満の工事に適用するとともに、土工は全てICT活用工事として発注者指定型で発注する。
従来のICT活用工事(土工)の実施・積算要領は、施工量(1000立方)による使い分けを廃止し、1000立方未満は簡易なICT技術活用を加え、導入型の実施・積算要領に統合する。ICT施工未経験企業や地方自治体の工事を主に受注している企業へのICT技術導入を促すため、小規模工事を対象に、これまでハードルが高かった3次元建設機械による施工に、2次元建設機械による施工など簡易なICT技術活用を加えた要領を整備。工事内容に応じてオーバースペックにならず、最適な技術を選択することで小規模工事におけるさらなる現場の省人化を図る。
導入型では、3次元設計データの作成が不要な2次元マシンガイダンス建設機械による施工を行う「ステップアップ型」と、ICT建設機械を用いずトータルステーションなどのICT機器を活用し施工を効率化する「ファーストステップ型」を新規で整備。導入型の発注に当たっては、必要経費は設計変更で計上し、工事成績で評価はしない。
北陸地整では、未経験企業がICT技術の利便性に触れることで、ステップアップにつながることにも期待を寄せる。
なおICT土工(発注者指定型)に関しては、必要経費は当初設計で計上し、工事成績は評価しない方針だ。
















