水戸市の高橋靖市長は、県が整備を計画する新県立病院について、内原駅から病院までのアクセス確保を最優先に検討するとともに、新たな交通システムの導入も視野に入れたまちづくりを進める考えを示した。病院を核として内原駅周辺地区の拠点性を高め、市民や病院関係者が暮らしやすい持続可能なまちづくりを目指す。市議会一般質問で、安藏栄議員の質問に答えた。
新県立病院は、県立中央病院と県立こども病院を統合し、県央・県北地域の医療提供体制を支える拠点病院として整備するもので、基本構想・計画の策定を進めている。
内原駅周辺地区は市総合計画「みと魁・Nextプラン」で地域生活拠点に位置付けられており、交通や商業、業務、居住などの都市機能の充実を図る方針。内原駅から病院までのアクセス確保に向けてルートや交通手段などの検討を進める。
検討に当たっては、病院利用者や職員の移動需要を把握する必要があるとして、県と緊密に連携しながら情報収集を進め、効果的な施策の構築を図っていく。
また、交通手段については自動車利用だけでなく、高齢者など交通弱者も利用しやすい仕組みが求められると指摘。国内外の事例を研究しながら、新たな交通システムの導入など、最新の病院にふさわしい先進的な取り組みも検討する。
髙橋市長は「新県立病院の整備は内原駅周辺地区の拠点性を高める絶好の機会」と強調。地域住民の意見も踏まえながら、病院と居住誘導区域を結ぶ交通ネットワークの構築を進め、持続可能なコンパクトシティの形成につなげていく方針を示した。
















