県中部農業事務所渋川農村整備センター(澤下勲センター長)は、2026年度の事業概要を明らかにした。6地区に対し25年度からの繰越分などを含め5億7809万3000円の事業費を充てている。笠張地区の水利施設等保全高度化事業には25年度の繰越分と合わせて9000万円の事業費を確保し、区画整理の付帯工を予定している。
渋川市道大規模線と関越自動車道の間に位置する笠張地区は、県営赤城西麓土地改良事業の一環として19年度から笠張地区25・1haの整備に着手し、27年度の完成を目指し事業を進めている。26年度は、区画整理の付帯工を実施する。発注は第2四半期を予定している。設計は藤和航測(前橋市)が担当した。
本年度に業務委託する地区としては、漆原地区があり、農村地域防災減災事業に3800万円充て、老朽化した開水路の改修に向けた調査測量設計を行う。また、敷島1-2地区の水利施設等保全高度化事業では、3500万円を確保し、49ha規模での区画整理に向けた測量設計と換地設計を予定している。
このほかの主な事業は次の通り。
【笠張地区(畑作等促進整備事業)】
笠張地区では、同地区の一部区域を切り出し、水利施設等保全高度化事業と同一工種による整備が可能な畑作等促進整備事業を25年度より実施し、早期の整備効果発現を図っている。26年度は、25年度の繰越分と合わせて8934万円の事業費を確保し、初弾工として畑地かんがい施設5・3haの整備と、区画整理の付帯工事一式を行う。発注は一括で第2四半期を見込んでいる。設計は藤和航測が担当した。
【相馬原地区】
榛東村などの相馬原地区で行う障害防止対策事業には繰越分を含めて1億5205万3000円を充て、農業用管路の改修0・1㎞、取水施設の改修1カ所を実施する。改修工事を行うのは榛東村山子田地先の山子田配水路、同村上野原地先の堂の入沢水路取水施設を予定。発注時期はいずれも第2四半期を想定。設計は藤和航測と黒岩測量設計事務所(前橋市)が手掛けた。
榛名山麓南東斜面に広がる相馬原地区では、相馬原演習場に係わる用水補償工事を1955年から行っており、第1次計画から第3次計画までは主に既存ため池に係る用水対策を行い、第4次計画では貯水池の新設などを行ってきた。2005年からは第5次計画としてそれらの施設の老朽化に伴う改修工事を行っている。
【滝ノ沢地区】
吉岡町の滝ノ沢地区では25年度の繰越分と補正予算も含めて6110万円を計上し、農村地域防災減災事業として農業用管路の更新を行う。主要地方道前橋伊香保線の北側に位置し、東西に広がる同地区での整備は、明治用水の第1および第2、第3調整池を利用した農業用水の管路が対象。区域内にはφ250㎜~φ450㎜の石綿セメント管が布設されており、φ250㎜~φ450㎜の硬質ポリ塩化ビニル管に布設替えを行う。全体計画は延長2500m、総事業費は3億4800万円を見込む。
26年度は、0・3㎞で管路更新を行う。発注時期は第2四半期を見込む。設計は黒岩測量設計事務所がまとめた。
















