諏訪市は上諏訪駅周辺地区の再整備に向けて基本構想を策定した。JR東日本など関係機関と連携し、3段階で事業を推進していく。本年度は初弾事業となる西口駅前広場の整備に係る基本計画・基本設計業務を発注する。事業者の選定方法は公募型プロポーザル方式で、遅くとも7月上旬までに手続きを開始する。特定は8月中の予定。広場は2031年度の暫定供用開始を目指す。
当初予算には西口駅前広場整備事業の基本計画策定委託料として歳出で1600万円を計上するとともに、27年度の債務負担行為で限度額2000万円を設定している。
基本構想によると「ステップ1」で整備する西口駅前広場は、既存広場(敷地約3500㎡)のほか、隣接する柳並駐車場(敷地約2200㎡、89台収容)と上諏訪駅諏訪湖口自転車駐車場(敷地約500㎡)の土地を活用。自由に使える広場機能と快適な滞在空間を備え、芝生広場のほか、諏訪の魅力が感じられる施設の設置といった案を盛り込んでいる。
27年度にかけて基本計画・基本設計をまとめ、28~30年度の3年間で実施設計、工事を順次進めていく。
また、計画地の南側に隣接しJRが所有する上諏訪総合事務所(敷地約6000㎡、建物:RC造3階建て、延べ1851㎡、1982年建設)については、将来的な敷地の民間利用も視野に活用方策を検討。既存広場の北側に隣接する長野地方法務局諏訪支局(敷地約2500㎡、建物:S造2階建て、2004年建設)は移転を含め調整していく。
西口駅前広場の暫定供用開始後の「ステップ2」では、西口駅前広場から駅ホームへアクセスする地上改札口や西口駅舎の新設を計画。法務局の敷地が活用できるタイミングで整備し、33年度ごろまでの完成を目指す。
最終の「ステップ3」では、東口駅舎の移設建て替え(地上駅施設)、東西自由通路の改修、東口駅前広場の改修、上諏訪総合事務所敷地での民間活用(複合施設、広場等)といった取り組みを予定。駅舎建て替えの時期は45年度ごろを想定している。
上諏訪駅周辺地区整備の対象区域は諏訪一丁目、大手一丁目にまたがる約4.3ha。所有者は諏訪市、諏訪市土地開発公社、JR東日本の3者で、現況は駐車場が区域面積の23%を占めている。基本構想策定業務はURリンケージ(東京)が担当した。
















