県農村計画課は、国から採択を受け2026年度から新たに県営土地改良事業に取り組む6地区を公表した。新規採択されたのは、経営体育成基盤整備事業3地区、県営かんがい排水事業1地区、農村地域防災減災事業2地区の計6地区。経営体育成基盤整備事業では10億3300万円を投じ、観音川北部の水田の区画整理24・2haに着手する。
新規採択地区のうち、経営体育成基盤整備事業では▽観音川北部(筑西市)▽下山・木間ケ瀬(坂東市)▽寄居(那珂市)-の3地区が採択。区画整理による大区画化や用排水路、道路などを整備することで、生産性の高い農地を確保するとともに担い手への農地集積を図る。
観音川北部では、水田の区画整理24・2haに総事業費10億3300万円を投じる。整備内容は整地工24・2ha、道路工4・2㎞、用水路工4・2㎞、排水路工4・3㎞、暗渠排水工19・6ha。工事期間は2032年度まで。
下山・木間ケ瀬では、水田の区画整理29haの総事業費に7億4500万円、工期は33年度までを予定。整備内容として整地工29ha、道路工2㎞、用水路工5・3㎞、排水路工1・9㎞、暗渠排水工25・8haを実施する。
寄居では、畑の区画整理10・2haを実施。総事業費として5億3300万円を充て、整地工10・2ha、道路工2・2㎞、用水路工1・5㎞、排水路工2・7㎞を整備する。予定工期は31年度までとなる。
県営かんがい排水事業では細野排水機場(常総市)の補修を行う。総事業費に4億2270万円、予定工期に28年度までを見込む。機能保全計画に基づく対策工事の実施により、施設の長寿命化を図る。
農村地域防災減災事業では▽二国堰(結城市・栃木県小山市)▽新池(小美玉市)-の2地区が採択。
二国堰では、2億7100万円を投じ、取水堰の改修を行う。予定工期は28年度まで。二国堰は4門のうち、中央2門が手動ゲートで、外側の2門が角落し構造のため、洪水時に近づくことが困難で、堰上げができない。開閉操作が確実にできる構造に改修する。
新池では、ため池整備1カ所を実施。総事業費に2億2600万円、予定工期には29年度までを予定。護岸工、洪水吐工、取水施設改修を行う。経年劣化による堤体の崩壊、既設洪水吐の機能不足が懸念される状態で、改修を行うことで農業経営基盤の強化を図る。
















