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群馬県建設企画課

インフラメンテ産業創出事業 26年度は5件試行

2026/06/20 群馬建設新聞


県建設企画課は、インフラメンテナンス産業創出事業で2025年度に官民マッチングが成立した新技術7件のうち、5件を対象とした試行を26年度に計画していることを明らかにした。5件のうち点検に関する新技術は3件、堆砂状況確認に関する新技術が2件となっている。このほか、点検に関する2件の新技術については開発・改善に向けた助言を行うこととしている。

インフラメンテナンス産業創出事業は、県県土整備部が管理するインフラのメンテナンスを将来にわたり持続的かつ適切に実施できる体制を構築し、県民の安全・安心を確保するため、県土整備部が必要とする「ニーズ」と県内企業が有する「シーズ」のマッチングを促進し、官民連携による新たなインフラメンテナンス産業の創出を図ることを目的に実施。同事業は、新技術の活用に当たっての参考情報を提供するもので、業務や工事での導入については、現場条件などにより受発注者協議により決定するとしている。

同事業により25年度は7件のマッチングが成立。26年度に試行を予定する5件のうち点検に関する新技術3件はドライブレコーダー、AI、ドローンなどを用いた新技術となる。残る堆砂状況確認に関する新技術2件は3次元モデル、既存データを活用した新技術となっている。

24年度は11件のマッチングが成立している。同課は24年度に試行を実施した点検に関する新技術2件の試行結果を公表。官民マッチングにおける新技術の試行結果を公表したのは今回が初めてとなる。

試行結果を公表した2件のうち1件がアコン測量設計(前橋市)の橋梁の鋼部材溶接の効率的な損傷検出に関する新技術で、技術名は橋梁点検(鋼橋疲労破壊亀裂)における熱赤外線サーモグラフィカメラの活用。試行は坂東大橋(伊勢崎市)で行った。

残る1件は群馬県測量設計業協会(前橋市)のAIを用いた3D橋梁点検管理システムBIDSで、BIDSはドローンなどの撮影技術により橋梁を3Dモデル化し、AI技術を組み合わせて、撮影画像から損傷箇所とその規模を視覚化する橋梁点検に特化した総合管理システムとなる。

24年度にマッチングが成立した11件について試行結果を公表した2件を除く9件の内訳は▽25年度に試行を行い試行結果整理中=5件(点検)▽災害発生時に試行実施予定=1件(災害)▽新技術開発・改善に向けた助言の実施=3件(システム、点検)-。

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