バスケットボールBリーグの宇都宮ブレックスは19日、新アリーナ基本計画を発表した。建設候補地は宇都宮駅東公園で想定規模は延べ床面積2万8000平方m(建築面積1万2000平方m)。メインアリーナスペックはスポーツ利用1万席、音楽利用8000席、VIPルーム200人を収容予定。2026年後半から設計施工に着手し、B・PREMIER2030~31シーズンの開業を目指す。
候補地はJR宇都宮駅から徒歩13分、ライトライン駅東公園停留場から徒歩3分の立地利便性。メインアリーナ、サブアリーナ、トレーニングルーム、オフィス、運営諸室、更衣室、管理事務所、地域交流拠点、商業テナント区画、駐車場、駐輪場を備える。
コンセプトは「チームと街とともに成長し続けるアリーナ」。試合を見せるだけでなく、訪問から退館まで興行日も非興行日も全ての接点を生かした体験価値を重視。熱狂観戦、交流体験、健康増進の未来をつくる拠点アリーナを創造する。
観戦環境はファンが生み出す一体感と熱量の最大化へ①360度に広がるオーバル型②コートと観客席の密着感③1階座席数を優先確保し応援の一体感をさらに醸成。コートと観客の距離が近く、1階席を数多く確保できる楕円形を採用し熱狂空間を創出する。
交流は多様な体験を提供し誰でも居心地良く過ごせる空間を演出。①ぐるりと一周歩け、試合の熱狂を見逃さないオープンコンコース②食事しながら観戦ができるテーブル席やカウンター席③懇親をより深められるVIPルーム・ラウンジ-を整備する。
健康増進は①トップアスリートが戦うコートの非興行日は地域住民に開放②サブアリーナとジムを併設③ブレックス地域貢献活動の新拠点としての活動を強化。スポーツや音楽の興行、市民スポーツの振興に寄与し国内有数の舞台で豊かなひと時を過ごしてもらう。
スポーツ観戦ナンバーワンアリーナブランドを確立し、空白地と呼ばれる北関東の音楽やエンタメイベントの新たな受け皿をつくる。トップアスリートの来訪で都市ブランドが向上、中心市街地への人流が増え、交流・関係・移住定住人口増につなげる。
現ホームゲームは観戦需要に耐え切れず、慢性的に客席が不足。施設更新にとどまらず観戦を諦めるファンを減らし、熱狂を次の未来へつなぐ最優先課題。3シーズン117試合連続満員状態、チケット完売時の待機列最大5000人というファン需要に応える。
2024~25シーズンBリーグ最多3度目の優勝、アジアナンバーワンクラブ「BCLASIA2025」優勝、東アジアクラブナンバーワン「EASL2026」初優勝の勢いを生かし、国際大会誘致に積極的に挑戦。宇都宮の知名度アップに貢献する。
ビジョンは「ブレックスと宇都宮の強みを掛け合わせ、スポーツのポテンシャルを最大限に引き出すアリーナ開発」。都心まで足を運ばずとも多彩なコンテンツに触れられる環境が生まれれば、生活の豊かさが向上し地域への愛着や誇りが育まれる。
市は25年12月~26年3月末まで、ふるさと納税で新アリーナ基本構想・計画策定支援プロジェクトを展開。寄付総額約2億1127万円が寄せられ、このうち4000万円を計画策定に支援。残りは「市スポーツ都市推進基金」へ積み立てた。
















