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千葉県成田市

1.3倍超の158億円に/市役所庁舎改修など事業費/成田市

2026/06/23 日刊建設タイムズ

 成田市役所庁舎改修等事業の総事業費が、当初の想定から1・3倍超の約158億円規模となっていることが分かった。事業スケジュールは、2025年9月策定の総合計画「NARITAみらいプラン」第11次実施計画において26年度から2か年で基本・実施設計を進め、27年度に改修工事に着手するとしていたが、少なくとも1年の遅れが生じている。26年度は基本設計の基礎資料となる用地測量および、オフィス空間設計を行う。今後は、早ければ27年度に改修などの基本設計・設計に着手。その後、4年以上かけて工事を進めていく見込みだ。

 市役所舎は、花崎町760に所在。建物(本庁舎、議会棟、消防庁舎増築部分)は、SRC造地下2階地上6階建て、延べ床面積2万671・87㎡、1988年9月の建築。

 施設の各所に不具合が発生し、中長期保全計画に基づいて各種改修工事を実施してきた。

 しかし、内外装や設備の老朽化が顕著になっているほか、執務スペースおよび会議室の不足、来庁者駐車場の混雑などが課題となっていることから、市民の安全性・利便性の向上と防災拠点施設として必要な性能を確保するため、大規模改修などを行うこととした。

 工事工程として、現・駐輪場への仮設庁舎の設置、現・来庁者駐車場への立体駐車場の建設、福祉部執務室の執務スペースを拡大するための議会棟の増築、その他執務スペースや会議室の不足に対応するための増築棟の建設を先行して進め、仮設庁舎および増築棟の完成後、既存庁舎の改修工事に着手する予定となっている。また、付帯する外構整備を実施する。

 事業費については、2023年12月の総務常任員会における報告の段階で、既存庁舎改修約62億円、増築棟建設約23億円を含む総事業費約117億7000万円としていた。しかし、資材価格や人件費の高騰などの影響を受け、現段階で1・3倍超の約158億円を試算。

 事業スケジュールに関しては、各事業の優先度や財政的なバランスなどを勘案し、26年度は基本・実施設計の予算計上を見送った。

 小泉一成市長は「市役所庁舎は行政サービスや防災の拠点施設。業務継続に必要な修繕については改修を待たずに実施するとともに、引き続き、計画的に大規模改修を進めていく」との方針を示した。


執務空間設計を/最短で7月公告


 オフィス空間設計業務委託の一般競争入札は、早ければ7月に公告し、年度末までに取りまとめる。委託料については、当初予算に2950万円を計上。業務では、効率的な窓口動線、ペーパーレス化などの働き方やDXの推進に合わせた執務室のレイアウトなどを検討する。

 また、庁舎用地測量業務は、トーケンに27年3月31日の納期で委託。境界確定を行い、基本設計に備える。

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