三村小と玉穂南小の統合について中央市の望月智市長は、慎重に検討を重ねた上で最終判断する考えを示した。6月4日の会見で今後の見通しについて語った。統合について話し合う学校再編協議会は3月、統合し校舎を新築すべきとの意見をまとめ市教委へ提出している。
本紙の事業化の見通しについての質問に望月市長は、再編協議会や市教委からの報告を受け「市民の皆さまの声を再度聞きながら、また総合教育会議などに諮りながら進めていきたい」と慎重に関係者との合意形成を図る考えを示した。統合や校舎建設の時期については「今の段階ではどういう形で進めていくか、年度ごとのタイムスケジュールなどは出ていない」と答えた。
再編協議会が出した方向性を基本とするかについては「再編協議会として何回か協議していただいた結果だが、(統合は)非常にデリケートな部分。今後それを受けて、一つのプロセスを踏みながら進めていきたい」と述べるにとどめた。
統合新校舎建設の場合、国から50%の補助が受けられる。用地確保の問題はあるものの、設計面では既存校舎改修に比べ自由度が高く、国が推奨するインクルーシブ教育(多様性を尊重した教育)などへの対応もしやすい。
建設地について同協議会では意見集約に至っておらず、今後市が判断することになる。現在の中央市学校施設長寿命化改修計画では、32年度に両校の改修が完了予定としており、同協議会は同年度を統合完了の目安とするよう求めている。
三村小の児童数は25年5月現在、294人。玉穂南小は同272人。

















