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茨城県常陸大宮土木事務所

船場跨線橋の上部工推進/中丸川は河道・調節池整備/県常陸大宮土木26年度主要事業

2026/06/26 日本工業経済新聞(茨城版)


 県常陸大宮土木事務所は2026年度、国道118号常陸大宮バイパスや常陸那珂港山方線、中丸川改修など主要事業を推進する。常陸大宮バイパスでは排水施設と調整池整備、水戸外環状道路では船場跨線橋の上部工整備を実施。茨城北部幹線道路では工事用道路整備に着手するほか、水戸那珂湊線の用地補償を継続する。中丸川では調節池や河道整備工事を進め、流域の治水対策を強化する。



【国道118号常陸大宮バイパス(那珂市飯田~常陸大宮市下村田)】

 南側区間(那珂市飯田~中里)延長3・6㎞の4車線化に向け、本年度は用地取得や各種調査を継続するとともに、排水施設や調整池の整備を進める。事業執行額には2億円を計上した。

 那珂市飯田地内では延長約200mの排水整備工事、中里地内では調整池整備工事をそれぞれ実施する予定で、いずれも7~9月に一般競争入札を公告する見通し。調整池の工期は約9カ月。

 同路線は全体延長8・3㎞、幅員28/14mで計画しており、22年11月には那珂市瓜連~中里間の1・5㎞が開通。北側約4・7㎞区間が供用済みとなっている。

【常陸那珂港山方線(水戸外環状道路、東海村照沼~那珂市向山)】

 水戸外環状道路区間では、本年度当初予算に事業費10億円を計上し、橋梁工事や用地取得、調査設計を推進。東海村船場地内では(仮称)船場跨線橋の上部桁製作および架設を予定。橋梁は橋長32m、幅員25m規模で、上部工に単純プレビーム桁橋、下部工にラーメン式橋台2基を採用する。

【常陸那珂港山方線(茨城北部幹線道路、那珂市門部~額田南郷)】

 常陸那珂工区と県北内陸部を結ぶ広域幹線道路として整備を進めており、本年度は事業費1億8000万円を投じる。用地取得や設計業務に加え、工事着手に向けた工事用道路整備を実施する。工事用道路は、那珂市南酒出地内で延長120m、額田南郷地内では延長80mをそれぞれ整備する予定で、7月以降に一般競争入札を公告する見通し。工期は6~7カ月。

 同路線は、木島大橋南から国道349号までの延長約2・3㎞、幅員25m/6・5m(暫定2車線)で計画されており、県北地域の物流・交流機能向上が期待されている。

【水戸那珂湊線(ひたちなか市磯崎町~阿字ヶ浦)】

 海岸沿いを通る延長約2・9㎞区間について、幅員狭小で線形不良となっている区間の改良を進める。本年度は事業費2億1000万円を計上し、用地補償を継続して実施する。

 計画区間のうち1工区(1350m)は既に1120mが供用済みとなっており、残る未整備区間の早期事業化に向けて、地権者との協議や補償手続きを進める方針だ。

【中丸川(那珂川合流点~中丸川調整池)】

 浸水被害軽減を目的に進める中丸川改修事業では、本年度の執行額として7億1700万円を計上。河道改修事業では調査業務を進めるほか、調節池整備では基盤整備や周囲堤、河道整備などの工事を本格化する。

 基盤整備工事や南側周囲堤樋管整備工事、堤体築堤工事は間もなく公告する見通しで、7月以降には護岸工を主体とする河道整備工事2件を一般競争入札で公告する予定となっている。

 事業延長7・6㎞のうち約4・2㎞が整備済みで、引き続き河川改修と調節池の整備を一体的に進め、流域の治水安全度向上を図る。

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