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群馬県吾妻環境森林事務所

吾嬬山線で3件の工事発注

2026/06/30 群馬建設新聞

県吾妻環境森林事務所は、整備を進めている吾嬬山線で近く3件の工事発注を目指している。東吾妻町松谷地内の高日向2工区と、同じく松谷地内の大平工区で行う開設工事をそれぞれ7月初旬に一般競争入札で公告する。また、東吾妻町松谷地内の大平緑化2工区で行う法面保護工を早ければ7月中旬、状況によってはそれ以降の時期に指名競争入札で発注する。開設工事の設計業務はどちらも群馬県森林組合連合会(前橋市)が手掛けている。法面保護工の設計については直営でまとめた。

高日向2工区の開設工事は、延長177m、幅員5mの規模で整備を行う。前回開設工事箇所の№43から北側へカーブし、№51の箇所と延長17mの区間を施工する。切土量は5634立方m、盛土量は2458立方mで実施する。コンクリート擁壁を3カ所で合計ボリューム54・4立方m、L型PC擁壁は1カ所で延長20mとなる。擁壁工は、盛土下擁壁が南側、他路側擁壁は北側および東側となる。このほか防護施設工を延長66m、排水施設工を延長107・3m、舗装工(路盤工)を面積413・2㎡で施工する。今回は、前回工事で伐採済みの範囲の開設となるため立木伐採は予定していない。工期は8カ月を見込んでいる。

高日向2工区は、松谷地内を高日向地区から上り、西から東へと進み、東京電力の鉄管路へ向かう路線。今後は100~150mスパンで引き続き開設工事を行い、開設工事が完了したところから緑化工事を実施予定。緑化工事完了後は順次舗装工事に取り掛かる計画となっている。

大平工区の開設工事は、前回施工箇所の東側で行う。幅員5m、開設延長92m、舗装延長201m、面積1501・2㎡で施工する。切土工は3441立方mで、残土場盛土法面整形工は1669㎡、ガードレールの防護施設工は延長4・5m、標識工4カ所、排水施設工95・4mを実施する。工期は8カ月を見込んでいる。

大平緑化2工区の法面保護工を行うのは、前回施工箇所の南東側。幅員5m、延長55mを見込んでいるが、状況によっては増工の可能性がある。現在、施工内容と規模を見極めている段階で、施工は簡易吹付法枠工またくはPMC吹付工と丸太伏工を予定。面積は約500㎡を見込んでいる。工期は約6カ月を想定している。

大平工区は、東吾妻町松谷地内から同町岩下地内へとつながる工区で、整備が残る東吾妻町の3工区のうちの一つ。起点側の姉山工区と終点側の高日向工区を結ぶ区間となっている。今後は、延長100~150mスパンで引き続き開設工事を行い、開設工事が完了したところから緑化工事を実施する。緑化工事完了後は順次舗装工事に取り掛かる予定。

吾嬬山線は、主要地方道中之条草津線の中之条町下渡地内を起点とし、東吾妻町内を通り中之条町入山地内で同県道との接続部を終点とする全延長4万5880mの森林基幹道。幅員は5m。1993年から事業を進めている。整備は、残すところ東吾妻町の姉山工区、大平工区、高日向工区のみとなっており、進捗状況は2025年度末で73%となる。

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