記事

事業者
長野県高森町

調査設計へ1369万円/町民グラウンドの擁壁/6月補正

2026/07/01 長野建設新聞

 高森町の6月補正予算は一般会計に8786万円を追加。孕みや浮きが確認された町民グラウンドの擁壁の調査設計費1369万円を新規で計上したほか、国民スポーツ大会のカヌー競技場整備工事に3036万円を増額した。

 町民グラウンドの北側にある擁壁は1976年に整備されたもので、延長141m、法面の高さは最大6.9m。目視による点検で孕みや浮きが確認されたため、地質調査や対策方法を選定する予備設計を行う。業務は一括での発注を予定。教育委員会は「7月中には入札したい」と話した。

 カヌー競技場整備には当初予算で工事費1億3310万円を計上しているが、不足する見込みとなったため補正。これにより工事予算額は1億6346万円となる。工事内容は天竜川に特設コースを設けるための河床整備など。コース延長はワイルドウォーター競技が約1500m、スラローム競技が約250m。実施設計業務はヒカリ(神奈川県小田原市)へ委託しており、履行期限は8月末。工事発注はコースの下流で架設が進められている竜神大橋の完成も待って、秋以降に行う計画。

 また、町道Ⅰ-6号線とⅠ-3号線の拡幅改良事業に2027年度までを期間とする債務負担行為を設定。いずれも国庫補助が想定を下回ったため、単年で予定し当初予算で計上していた調査設計委託料を2カ年で使えるようにしたもの。

 町道Ⅰ-6号線の限度額は4050万円。現在は詳細設計業務が長姫調査設計(飯田市)により進められており、8月末に完了予定。債務負担行為は用地測量および物件調査業務の費用で、発注は8~9月を予定している。

 一方、町道Ⅰ-3号線の限度額は2050万円。現在は予備設計業務が技建開発(飯田市)により進められており、7月末に完了予定。今回措置したのは、その後に実施する詳細設計業務の費用で、こちらも発注は8~9月を予定している。

 このほか、現福祉センター施設改築事業の債務負担行為の限度額を2億1000万円増額し18億6000万円に変更。6月19日付で既報の通り工事の入札手続きに入っており、開札は7月10日に行われる。

 一般会計の補正後の総額は81億4786万円。

 予算の主な内容は次の通り。(単位千円)

 【総務費】

 ◆地域集会施設等整備支援事業◇地域集会施設等整備事業補助金=300

 【農林水産業費】

 ◆有害鳥獣駆除等事業◇防護柵設置工事=205

 ◆町有林保育事業◇山林整備委託(国県補助)=1,980

 【教育費】

 ◆南小学校維持管理事業◇施設維持修繕=1,210

 ◆中学校施設改修事業◇設計・監理委託=500

 ◆町有文化財等保全管理事業◇文化財案内板等製作委託=892

 ◆指定文化財等保護管理支援事業◇国指定文化財保護管理補助金=382

 ◆町内城跡保全事業◇城跡管理等委託=484◇看板等製作委託=550

 ◆国民スポーツ大会開催事業◇工事=30,360

 ◆社会体育施設維持管理事業◇設計・監理委託=13,695◇工事=4,280

 ◆ほたるパークの施設環境整備事業◇業務委託=814

 【債務負担行為】

 [追加]

 ◆町道I-6号線拡幅改良事業(道路改良計画)(26~27年度)=40,500

 ◆町道I-3号線拡幅改良事業(道路改良計画)(26~27年度)=20,500

 [変更]

 ◆現福祉センター施設改築事業(26~27年度)=1,860,000(変更前1,650,000)

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら