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国土交通省長岡国道事務所

事業進捗率は96%/八十里越現地説明会開く

2026/06/29 新潟建設新聞

 北陸地方整備局長岡国道事務所は24日、2027年夏の暫定開通を前に作業が大詰めを迎えている国道289号八十里越道路の報道機関向け現場説明会を開いた。事業費ベースでの進捗率は国直轄事業費約825億円のうち26年3月末現在で約96%となり、本年度は塩野渕、叶津地区での調査設計、改良工、舗装工が進められている。

 三条市と福島県只見町叶津を結ぶ八十里越道路は1986年の事業化から今年で40年。総延長約20・8㎞のうち国土交通省施工区間(権限代行)の約11・8㎞は全区間の中でも急峻な山間に位置し、冬期には7m近い積雪を記録する県境部の難所を抱えることから、工事期間は毎年5月の連休明けから10月までの期間に限られている。

 同整備区間ではこれまでにトンネル11カ所約9・3㎞、橋梁10カ所約1・1kmの構造物工事が概成し、本年度当初予算には福島県分を含む約13億円(新潟県11億円)が盛られた。

 本年度は主要工事として1号橋梁の耐震補強、外の沢スノーシェッド上部工および下部工、そのほか全区間にわたるトンネルの照明、非常警報装置などの設備工事、改良工事、舗装工事、雪崩対策工事、管路工事、電気設備工事を実施し、来年の暫定開通に備えている状況。

 説明に当たった長岡国道事務所の岩崎誠副所長は「地域の皆さんから非常に期待されている。作業は残すところあとわずかだが、安全第一で事故の無いよう、1日も早い開通を目指して施工業者の方と協力しながら準備をしていきたい」と抱負を語った。

【写真=高さ80m超の5号橋梁、雪庇防止板を備えた7号トンネル、岩崎副所長】

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