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茨城県ひたちなか市

事業化見据え検討着手/東中根高場線1.7㎞概略設計

2026/07/02 日本工業経済新聞(茨城版)

 ひたちなか市は、都市計画道路・東中根高場線の未整備区間約1・7㎞について、将来的な事業化の可能性を探るための概略設計に着手する。概算事業費の算出やルート条件などを整理し、事業化に向けた課題を検討するもので、予備設計や測量へ移行する前段階の調査・検討に位置付けられる。水戸勝田環状道路を構成する路線の機能強化に向け、まずは整備の実現性を探る。

 対象区間は、整備済みとなっている勝田中根線(ウエルシアひたちなか中根店付近)から、県道那珂湊那珂線の新堀団地入口交差点付近までの約1・7㎞。

 業務はエイト日本技術開発(水戸市)が担当し、道路の概略線形や構造条件、周辺土地利用などを整理しながら、事業化に向けた基礎資料を取りまとめる。

 業務では、概略設計に加え、概算事業費の算出や整備手法、事業化に当たっての課題などを整理する。今後、予備設計や測量、詳細なルート検討など次段階へ移行できるかを判断するための基礎資料を作成するもので、現時点で事業実施が決定したものではない。

 東中根高場線は、水戸勝田環状道路を構成する都市計画道路で、ひたちなか市と水戸市、那珂市を広域的に結ぶ重要な幹線道路。国道6号や常磐自動車道那珂IC、重要港湾・常陸那珂港へのアクセスルートとして物流や産業活動を支える役割を担っている。

 同路線では、JR常磐線をまたぐ高場陸橋区間の4車線化事業が2024年12月に完了。橋梁部の拡幅と交差点改良により、慢性化していた鉄道横断部の交通渋滞の緩和が期待されるほか、那珂ICや常陸那珂港へのアクセス性向上、生活道路や狭あいな踏切への迂回交通の抑制など、安全性・物流効率の向上にもつながるとされている。

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