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猛暑備え体調管理を 笛吹建協が安全大会

2026/07/03 山梨建設新聞

 笛吹建設業協会(飯塚潤会長)は6月25日、同協会会館で安全大会を開いた。協会員のほか来賓として甲府労働基準監督署の伊勢井裕之署長や笛吹市の山下政樹市長、笛吹警察署の手塚芳仁署長、建災防山梨県支部の飯野敏事務局長らが出席。今年も猛暑が予想される中、安全への意識を新たにした。

 飯塚会長はあいさつで「2024年の働き方改革を機に週休二日制や労働時間・残業時間の上限規制が行われ、現場で働く時間は非常に少なくなっている」と、建設業における労働環境が大きく変化していると指摘。「それが功を奏し、4日以上休業の死傷者件数が減っていることがデータ上から見て取れる」と、効果を認めた。ただ一方で「われわれの現場というものは時間をかけないと伝承できない、継承できない技術や考え方があるのも事実。伝承するということについて、皆さまの企業が問われている」と、労働時間短縮による新たな課題を指摘した。

 来賓あいさつでは、伊勢井署長が管内の建設業における労働災害発生状況について報告。被災者のうち高齢者が3割以上を占めており、年齢に応じた作業方法の見直しや安全衛生教育の充実などを求めた。

 山下政樹市長は市内の公共施設の整備について「今年度はこれ、来年度はこれ、10年後にはこれというように全ての計画を作っている」と、計画的に老朽化対策を進めていると説明。その計画推進のため協会員には「週休二日や工期が厳しくなっているが、体調に気を付け効率よく仕事をしていただきたい」と語った。

 手塚署長は「慣れた作業ほど基本を大切に、危険を感じたら必ず声掛けを、といった基本的な安全意識を」と注意喚起した。飯野事務局長は「本年度は安全衛生管理士による集団・個別指導の活用を事業計画の柱の一つに掲げている」とし、会員各社に積極的に利用してもらえるよう呼び掛けた。

 安全の誓いは同協会青年部の天川裕介さんが行い、事故のない現場づくりに取り組むことを宣言した。オレンジ隊による熱中症対策への啓発も行われた。安全衛生研修では、同監督署の木村駿介労働基準監督官と建災防の杉山耕大主任が講演した。

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