県上都賀農業振興事務所は、県営農業農村整備事業を調査含め7地区で推進する。2026年度事業費(25年度補正予算含む)は6億1200万円。すべて農地整備事業で工事は5件を予定。千渡(鹿沼市)は7月上旬にも水路工1件の条件付き一般競争入札を公告し、圃整工8・4haを3分割で8月上旬ごろ公告する。薄井沢(日光市)は水路工1件を7月上旬に指名通知する方針。新規は轟(日光市)、玉田(鹿沼市)で実施設計。調査は荊沢(日光市)、西茂呂(鹿沼市)。いずれも計画設計を進める。
千渡の26年度事業費は3億2600万円。圃整工は25年度に県道宇都宮鹿沼線の上流側まで施工。26年度はその上流側で第1工区2・4ha、第2工区3・7ha、第3工区2・3haを発注する計画。変更実施設計は9月までに委託する。
水路工は県道付近から下流区間の排水路工。延長は1274m。25年度に実施した圃整工のうち排水路を土水路で整備した箇所の追設工事。発注する工事は27年3月までに完了させる予定。
千渡の全体計画面積は58・7ha。27年度以降の圃整工は上流側の約23ha。工区割りなどを検討する積算参考資料作成業務委託の入札は7日に執行する。
地区では用水源の万五郎溜の改修と武子川上流の檜堰、山下堰からの農業用用水路工を事業に組み込む計画変更資料作成業務を7日に開札する。用水路工は2路線でそれぞれ延長約260mを見込んでいる。
薄井沢は9500万円。発注する水路工は27年度に予定する圃整工の準備工で、区域下流側に客土を置くヤードと延長約180mの排水路を整備。
排水路は幅3500㎜×高さ900㎜のU型柵渠を設置。水路工には圃整工完了箇所の暗渠排水工2・4haのほか、法面を保護する付帯工を含め発注する予定。
薄井沢は5月に北の沢沿いを除外し、中央エリアの広域農道沿い西側を新たに区域に加え、事業費や事業期間などを見直す事業計画の変更を実施。全体面積は66haから58・1haに縮小した。
残る圃整工面積は約7ha。27年度以降、圃整工や新たに加えた区域の暗渠排水工実施設計を委託する予定。
笹原田(鹿沼市)は換地業務を進め事業を完了させる。今年度は500万円。
新規の轟(轟、芹沼)は国道461号と県道大桑大沢線沿いの43・1haの農地整備。ほぼ全域に暗渠排水工を設置し、上流側の隧道を含む用排水施設も改修する計画。事業期間は26~33年度。総事業費は約16億7000万円。
玉田(玉田町)は東武日光線北鹿沼駅の東と北に広がる41・6haの農地整備で機構関連型。イチゴ団地を創設し、一部の道路は幅員6mのアスファルト舗装とする計画。事業期間は26~34年度。総事業費は約16億円。
轟、玉田とも圃場整備にあたり暗渠型排水路や幅広溝畔など次世代生産基盤技術を導入する。轟は7000万円、玉田は6000万円。いずれも26~27年度に実施設計、地区界測量など換地原案の作成に必要な業務を進め28年度の着工を見込んでいる。
調査地区の荊沢は、今市中学校や今市工業高校の北側に位置する大谷川右岸の農地約66ha。大昭橋から南下する市道森友芹沼線が区域中央を縦断している。
西茂呂は花木センター付近から東北自動車道までの南北に細長い約14ha。2地区とも27年度の計画樹立、28年度の事業採択を目指している。
















