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群馬県藤岡市

藤岡市はため池改修に向けて設計

2026/07/08 群馬建設新聞


藤岡市は山崎池(だるま池)と保美ため池の2池を対象に防災重点農業用ため池改修工事を来年度から実施する。2026年度は2池の実施設計業務に着手する。設計業務は9月までに委託する見込みで、今後、委託方法などの検討を本格化させる。ため池への設計業務はそれぞれで池での委託を予定している。設計業務の結果にも左右されるが、27年度から2カ年で両ため池の工事を完了させる見込みとなる。

防災重点農業用ため池改修事業は県が策定した「防災重点農業用ため池に係る防災工事推進計画」に基づき、防災対策が必要な農業用ため池の改修を行う。

藤岡(北山)地内の庚申山総合公園(藤岡2623-1)に整備されている山崎池(だるま池)は天端幅2・6m、堤高7・6m、堤頂長62m、総貯水量4000立方mの規模。築造年は不明、均一型の池となっている。山崎池(ひょうたん池)に隣接している。洪水吐はコンクリートの側水路型で、断面は高さ0・6m、幅5m。05年度に護岸工や取水工、洪水吐、安全施設の改修を実施した。現段階においては排水路改修工事の発注を28年度に予定している。現状、保美ため池よりも工事規模は大きくなる見通しとなる。

保美(小倉)地内にある保美ため池は、メイレイクヒルズカントリークラブ(三本木1039)の東側、市道139号線(通称・ふるさと通り)沿いに位置。天端幅3m、堤高10・9m、堤頂長78m、総貯水量4万立方mの中心遮水ゾーン型。洪水吐は高さ0・7m、幅7・8mのコンクリートの側水路型で整備されている。1991年度に漏水対策工、取水設備、洪水吐の改修を行った。2012年度には法面保護工も実施している。山崎池に先行して27年度の工事発注を予定しており、工事内容としては排水路改修工事が想定されている。

改修工事などを実施するにあたり行った、ため池の劣化および診断調査業務は群馬県土地改良事業団体連合会(前橋市)が手掛けた。

なお、市内には6池の防災重点ため池が整備されており、今回工事を行う2池を除いた▽竹沼貯水池▽山崎池(ひょうたん池)▽大谷池(三名湖第1)▽牛秣貯水池(鮎川湖)-の4池についてもこれまでに調査が完了している。現状、いずれも耐震性が保たれているために工事は予定していない。

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