県道路整備課は、東武鉄道跨線橋22橋を対象に行った橋梁定期点検業務の結果を示した。診断区分でⅢ判定(早期措置段階)となったのは▽安良岡跨線橋(上り)=太田市安良岡町地先▽安良岡跨線橋(下り)=同地先▽高根跨線橋=館林市北成島町地先―の3橋だった。安良岡跨線橋(上り)と安良岡跨線橋(下り)は2026年度に設計、27年度の工事を計画。高根跨線橋については27年度に設計、28年度の工事を予定する。東武鉄道と協議した上で、対策を決める。
補修設計および補修工事は県が実施することを基本とし、今後東武鉄道と協議する予定となっており、現時点では決定していない。
国道122号の安良岡跨線橋(上り)は橋長219・64m、幅員8・5mの30径間で整備。上部工は4+4+4+2連続RCラーメン橋+単純PCプレテンションT桁橋+4+4+4+3連続RCラーメン橋で構成されている。A1、A2はともにラーメン橋台で、橋脚はラーメン橋脚となっている。点検で橋脚梁部に遊離石灰を伴う斜め方向ひび割れが見られ、現時点において耐荷性能が低下している可能性が高いと指摘された。
安良岡跨線橋(下り)も国道122号の橋梁で橋長、幅員、径間数、橋台形式、橋脚形式、点検結果は安良岡跨線橋(上り)と同様。上部工は連続RCラーメン橋+単純PCプレテンションT桁橋となっている。
主要地方道前橋館林線の高根跨線橋は橋長125m、幅員11・75mの7径間で整備。上部工は鋼単純H桁橋×2+プレテン床版橋×3+鋼単純H桁橋×2となっている。A1、A2はともに重力式橋台。橋脚にはラーメン式橋脚が採用されている。点検では主桁の横桁取付部に塗膜割れが見られ、疲労亀裂が懸念される現時点において、耐荷性能が低下している可能性がある。
診断区分でⅡ判定となった橋梁は▽今泉跨線橋=伊勢崎市今泉町1丁目地先▽今泉跨線橋(上り)橋側歩道=同地先▽今泉跨線橋(下り)橋側歩道=同地先▽くすの木跨線橋=伊勢崎市境美原地先▽安良岡跨線橋(上り)橋側歩道(終点側)=太田市安良岡町地先▽藤阿久跨線橋=太田市藤阿久町地先▽藤阿久跨線橋橋側歩道(起点側)=同地先▽藤阿久跨線橋橋側歩道(終点側)=同地先▽篠塚跨線橋(下り)=邑楽町篠塚地先▽高根跨線橋橋側歩道(終点側)=館林市大街道2丁目地先▽高根跨線橋橋側歩道(起点側)=館林市北成島町地先-の11橋。11橋については損傷の程度や優先度などを踏まえ、対応を検討していく予定。なお、Ⅳ判定(緊急措置段階)に該当する橋梁はなかった。
橋梁定期点検業務については建設技術研究所(東京都中央区)が手掛けた。
















