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初雁興業第23回社内発表会・安全運転者研修会社会的責務に技術力発揮一時停止で事故防止

2026/07/10 埼玉建設新聞

初雁興業(本社=川越市、関根勇治社長)は3日、『第23回社内発表会ならびに2026年度安全運転者研修会』を本社大会議室で開催した。今回も、社員や雁の会(同社協力会)の役員も参加したほか、昨年同様ユーチューブライブで配信を行った。

発表に先立ち、畑直之常務取締役は、発表会の準備に尽力した社員や雁の会の役員に感謝を述べた後、「発表をする人が一番勉強になる。他の皆さんも今後参加してもらいたい。取り組んできたことを落ち着いてしっかり発表していただきたい」とあいさつした。

発表では、土木部3件、建築部1件、建築部・営業部合同1件、管理部・建築部合同1件の計6件が行われ、それぞれの発表の後には、質疑応答も活発に行われた。

発表の内容は次の通り。▽R7入間川管内維持工事における安全への取り組み(土木部)▽狭小敷地に挑む木造SE工法施工の実際(入らない・回せない・でも建てる)(建築部)▽見えない地層を掘り進むためのマシンの選定(土木部)▽三芳町PFI藤久保地域拠点施設整備等事業(建築部・営業部)▽4年6カ月間の現場管理 新琵琶橋架け換え工事(土木部)▽今現在、建設業界の話題(管理部・建築部)ーー。

総評として、関根社長は「発表会も今回で23回を迎える。発表会は、我々の技術力、施工力について、社員間で工事の内容を理解するための場として毎年開催している。6つの発表の中には、表彰の対象になっているものもあり、長期間の工事では、県から高い評価を受け高得点を得た。その苦労に感謝を申し上げる」と労いの言葉かけ、「建設業界には、担い手不足や資材の高騰などが経営に大きな影響を及ぼす中、地域の安心安全を支える重要な社会的責務がある。その責務を果たすべく情報化施工の活用、人材確保への取り組みにより一層邁進していくことが重要。今後も地域社会のお役に立てるように努力していただきたい」と呼び掛けた。

有山紀之雁の会会長(埼玉設備工業社長)は発表者へ労いの言葉をかけた後「熱意のこもった発表に深い感銘を受け、大きな刺激もいただいた。現場の安全と技術に真摯に向き合う姿勢に改めて敬意を表す。雁の会も皆さまとこれまで以上に協力し合い、コミュニケーションを取りあって、強固な関係を築くことが大切。皆さまが苦労して築き上げてきた確かな技術と現場の最前線で安全に高品質を形にしていくお手伝いができれば」と話した。

休憩を挟み、安全運転者研修会が行われた。

関根社長のあいさつに続いて、埼玉県警より優良運転者の表彰が行われた。また、会社からも優良運転者として、多くの社員が表彰された。

次に、同社の泉名純一安全運転管理者が『我社の交通違反と交通事故発生状況からの防止対策』と題して報告を行った。昨年度の交通違反の状況では、交通違反全体が減少傾向だが、問題点として速度超過と一時不停止も多く、人身事故も懸念されると強調。また、STOP43プロジェクト(①停止線で必ず止まる。②停止してから安全確認をすることでSTOP43の目的を理解する③交差点の事故を抑止するーー)を今年の4月より発信したことを報告。川越警察署管内は、県内でも交通事故の多い地区であることを鑑み、事故の抑止を考えての発信と説明した。

来賓からは、田嶋伸行川越警察署交通課長が安全運転講話を行い、埼玉県では、25年では125人が事故で亡くなったことや川越市内でも死者数が増えていること、特に高齢者やバイクの事故の増加を報告し、さらに歩行者保護(KEEP38)や交差点内では右折の事故が多いこと、道路交通法の改正(生活道路における法定速度の引き下げ)について説明を行った。さらに「思い込みや慣れた道路での『見落とし』に十分注意して、制限速度を守り、適切な車間距離を保持して交通事故を起こさないように」と呼び掛けた。

安全運転宣言の唱和では、地域にあってなくてはならない企業として、交通ルールを遵守して交通事故を撲滅します、①速度超過をしません②STOP43プロジェクトを推進交差点の事故を無くします③早めの出発でゆとりを持った運転をしますーーと参加者全員が声に出して唱和した。

安全運転研修では「STOP43プロジェクト:一時停止を考える」と題し、小谷野広道副安全運転管理者が撮影した本社内の一時停止の状況の動画を見ながら、停止線で停止して歩行者や自転車の安全を目で確認することや車両の有無の確認の調査について報告した。昨年より社員の安全意識は改善されているものの、出社時間に余裕のない場合には、きちんと一時停止している車の割合が低下していることが指摘された。

最後に「交差点事故多発の『なぜ』 ~死角に隠れた危険を予測する」と題するビデオを視聴し、研修会は終了した。

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