柏崎市松波四丁目のクリーンセンターかしわざき敷地内で9日、土木建築工事に着手する新ごみ処理場の安全祈願祭を行われた。修祓や地鎮之儀などの神事を執り行い、工事の無事を祈った。
発注者を代表しあいさつを行った柏崎市の櫻井雅浩市長は、」市のごみ処理施設の歴史に触れた上で、環境行政のトップランナーとして街づくりを進めてきたことを説明。原子力や太陽光発電、先般始まった水素発電をはじめ、将来的には風力発電の活用も見据えているとした。新処理場については「ごみ発電と合わせ、脱炭素社会をけん引する象徴的な事業」と位置付け、地域住民の理解と協力に謝意を示した。
続いて、施工者代表を務める共同企業体幹事社カナデビアの峰村健環境事業本部長があいさつ。新施設は焼却施設とリサイクル施設で構成されるとし「高効率発電システムにより焼却時の熱エネルギーを有効活用し、環境負荷低減とエネルギーの有効利用を図る」と説明。建築工事を担う植木組、阿部建設、東北工業、大和運送建設、中澤組とのJV、リサイクル施設の設計・施工を担う大原鉄工所の体制を紹介した上で、全国200カ所以上の建設実績を生かし、地域住民が安心できる施設づくりへ安全施工を誓った。
焼却施設は40t炉2基(24時間稼働計80t)、リサイクル施設は1日5時間の稼動で6・7tの処理能力を持つ。本整備は公募型プロポーザル方式で選定した設計・建設・運営一体のDBO方式を採用し、設計・建設工事請負契約の金額は217億9477万3000円で、28年度末の竣工を目指す。監理者には八千代エンジニヤリングが就いている。運営業務は今回の事業のためのSPCである柏崎環境テクノロジーに委託し、契約金額は130億42万7000円。29年度の稼働開始を目指している。
【写真=工事の安全を祈願、完成予想イメージ】

















