桐生市は、老朽化する市立図書館について、新図書館の建設も含めて検討に着手した。14日に第1回桐生市立図書館整備基本構想・基本計画策定検討委員会を開催し、図書館整備事業が本格始動した。年度内に図書館整備の基本構想および基本計画を策定する見通しとし、図書館の建て替えなども視野に入れて検討を進める。
市立図書館(稲荷町1-4)は建設から46年が経過し、建物の老朽化や蔵書の増加によるスペース不足など多くの課題を抱えている。近年、図書館への市民ニーズが多様化していることなどを加味して検討委員会を組織し、既存図書館の課題点などの状況整理を行い、市民の意見を反映した図書館整備事業を推進する。年度内に5回の委員会開催を予定している。また、構想や計画の原案などを作成した際は、パブリックコメントを募集するために公開する見通し。
既存図書館は中央公民館と併設される複合施設となっていることから、新図書館についても複合施設としての整備を検討する。建て替えや新築する場合は、建設場所や新施設の規模および機能などを委員会で協議を進め、整備方針などについて基本構想および基本計画に概要を盛り込む。
現在の建物は1979年の竣工、RC造地下1階地上4階建て、延べ床面積2623㎡の規模。中央公民館は4階まで、図書館は1階および2階、3階はプラネタリウム室となっている。
同構想および計画の策定に向けて、公募型プロポーザルにより策定業務を図書館総合研究所(東京都文京区)へ委託した。6月末に契約を締結し、業務の履行期限は2027年3月25日までとなる。業務では、計画策定に向けて市民ニーズの把握や将来の図書館サービスのあり方の検討、効率的な運営方法の提案などを担当する。

















