県那須農業振興事務所は、県営農業農村整備事業を9地区で実施する。2026年度事業費は6億9920万円(計画調査、25年度補正含む)。農地整備の練貫、倉骨で圃整工に着手。練貫は圃整工、水路工、さく井工、倉骨は圃整工2件とさく井工を早ければ7月中旬に指名通知。深山ダム管理棟外構工事も公告する方針。矢の目ダム水管理制御設備更新工事は本庁入札で月末までに公告の見通し。計画調査は農地整備の赤瀬台・鹿畑に続き高野・上ノ原で基礎調査に入る。
26年度事業費は練貫1億6200万円、倉骨2億6600万円、親園鴨内川4400万円、中田原1500万円、荒井町島1000万円。農地整備は計画調査を含め7地区すべて大田原市。水利施設整備の矢の目(那須町)は1億9000万円。
練貫は全体面積84・1ha。24~25年度に県道東小屋黒羽線横断部を含む相の川への水路改修工事を行った。今年度から下流の圃整工3・5haに着手する。
発注する水路工は県道部から上流の区間で柵渠を整備。延長は316m。下流122mは幅3500×高さ1200㎜、上流194mは幅3000×高さ900㎜の計画。その上流区間の水路工は圃整工で実施する。
さく井は工事を実施する圃整工の区画で1カ所。揚水機設置工は10月以降に発注する。
倉骨は全体面積45・6ha。25年度は排水先の巻川に樋管を設置。今年度は南側の圃整工約11haに着手する。面積は最下流の第1工区4・2ha、第2工区6・9ha。
樋管と事業区域を結ぶ排水路は延長約160m、幅1500×高さ1500㎜の柵渠を予定。圃整工第1工区に含めて発注する。
さく井は圃整工第1~2工区内の3カ所。揚水機設置工は件数を検討し10月以降に発注する。
荒井町島は換地業務を進め事業を完了させる予定。中田原は付帯工事を7月中に指名。27年度事業完了を目指す。
新管理棟が完成した深山ダムでは旧管理棟解体後の外構工事を実施。駐車場やフェンスなどの整備を予定。7月中に公告する方針。
25年度に農地整備事業に着手した親園鴨内川は全体面積72・8ha。事業期間25~34年度。全体事業費22億6000万円。27年度の着工を目指している。
26年度は換地原案作成や圃整工実施設計、流末水路実施設計を進める。流末水路は延長約80mで暗渠と既設の水路改修区間で構成。既設水路は県道大田原氏家線交差部から上流を改修する計画。6月に水路の実施設計を第一測工、用地測量を星野測量に委託した。
矢の目ダムは老朽化した水管理制御設備、電気設備を更新。全体事業費は約5億30万円。実施設計は三祐コンサルタンツ。26~27年度に製作据え付け工事を実施する。
赤瀬台・鹿畑は倉骨地区に隣接。赤瀬台はライスラインを挟んだ北側の台地、鹿畑は400号を挟んだ東側の比較的平坦な農地。地区面積約70ha(受益面積約65ha)。今年度は1000万円。計画設計を推進する。
高野・上ノ原は、なかがわ水遊園北側で地区面積は約13ha(受益面積約10ha)。県営農地整備事業が行われた二輪地区(10~15年度)と国道294号の間にある未整備農地。北に上侍塚古墳があり、南に一般県道小口黒羽線が通る。
今年度は220万円。用排水系統や土壌など現況を把握する調査を実施する。29年度の計画樹立を目指している。
















