北杜市は、防災行政無線の整備事業を計画している。内容は、経年や今後の耐用年数に考慮して親局や中継局のほか、再送信子局の専用設備について、2026年度から2カ年かけて更新する考え。整備は一般競争入札で行う方向。入札公告の見通しについて担当課は、なるべく早めに行いたいとしているが、現段階ではまだ固まっていない。
市内に既設する防災行政無線の各設備は、設置されてから約15年が経過している。現在の状態として故障までには至っていないが、経年に伴う老朽化や耐用年数等に考慮して、専用設備の更新を予定しているもの。
主な整備内容としては、防災無線に係る親局や放送卓、電波を飛ばして受信するための中継局のほか、各中継局から再送信する子局に係る専用設備を更新する予定。
また、市内の一部地域においては、人口の増加に伴って防災行政無線の音声が届かずに難視聴と判断されている地域もある。
市では対応策として、防災無線1基の新設を今回の整備に合わせて行い、音声が届きにくい地域に対して速やかに対応する方向。
さらに、降雨による雨音や雑音等の影響によって防災行政無線からの音声がかき消される事象を改善する目的として、今回新たに音声明瞭化機能を付け加える考え。
今回の更新によって市では、市民に対する情報伝達体制に係る継続性の維持や強化等につなげていく。
設計業務については、25年度にディナック中日本が担当して策定した。成果品は既に納品済み。
今後予定する整備計画について市によると、26年度中の完了は専用機材の調達状況に考慮して難しいと判断した。そのため、26・27年度の2カ年で、専用設備の更新を完了させたいとしている。
なお、事業費については市の6月補正予算に1億7297万2000円が盛り込まれている。
















