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栃木県塩谷南那須農業振興事務所

塩谷南那須農振、寺小路は圃整工3件と揚水機、船生、市の堀用水7~8月発注

2026/07/18 栃木建設新聞

 県塩谷南那須農業振興事務所は、県営農業農村整備事業を4地区で実施する。2026年度事業費は12億8317万円(25年度補正予算等含む)。水利施設整備の市の堀用水(さくら市)は延長約900mの水路工を5分割。下流2件を指名通知しており、代吉堰改築など3件を8月に指名する方針。船生(塩谷町)はトンネル補修工2件を8月上旬、開水路補修工1件を10~11月に指名。農地整備の寺小路(塩谷町)は約9haの圃整工を3件に分け8月に公告・指名通知する。西の原用水3(那珂川町、那須烏山市)はサイホン機能診断・保全計画策定を予定している。

 市の堀用水は3億9000万円。県道大田原氏家線上流~国道4号下流の区間約900mを整備する。計画断面は下幅5m、上幅6・5m、高さ1・5mのブロック積み。下流の第1、第2工区はいずれも延長約280m、第4工区は140m、第5工区は180m。

 改築する代吉堰は県道上流の堰。現況は角落し3門の固定堰。25年度に県道下流で改築が完了した大堰と同様、水路中央に幅1~2mのゲートが設けられ、両側に越流する形式に改築する。

 27年度は国道付近から上流の水路工を予定。国道下流の10号堰と上流の堂下堰は統合し、上流側に改築する工事も見込んでいる。

 船生は4億426万円。工事は4件。高徳トンネルを鋼板内張工で補修する第1工区は6日に開札が行われた。幅2m程度の馬蹄形隧道。隧道内に鋼板を張って裏込め材を充填し幅1・5m、高さ1・5mの水路に改修する。高徳トンネル上流側の第3工区は延長約40mで吹き付け補修を行う計画。

 第2工区は下流の駒ノ爪トンネルを吹き付け補修。トンネル下流側の区間で工事延長は約100m。第4工区は土佐川右岸の開水路補修。工事延長は約30m。開水路は幅約2・4m×高さ約1・5mで断面・目地補修を実施する。

 27年度は今年度に工事を実施する高徳トンネルの上流区間、駒ノ爪トンネルの上流区間の補修のほか、平作堀用水最上流の調整樋門(幅約2m×高さ約2m×1門)の更新を想定している。

 寺小路は4億7791万円。圃整工は北西の第1工区4・5ha、中央の第2工区3・4haと第3工区1・5haを予定。2基の揚水機設置工1件も発注する。

 区域が細長い第1工区には幅1200×高さ600㎜の排水路や泉川への放流工を整備。最大区画は0・7~0・8ha規模。1億円を超えるため条件付き一般競争入札を適用する。第2、第3工区は5000万円超の指名競争。

 揚水機は南端の船生用水と泉川の交差部付近と北西部の泉川沿いに1基ずつ設置。船生用水を利用。2カ所とも水槽は設置済みで8月に揚水機工を指名する予定。送水のパイプラインは圃整工と併せて整備する。

 全体面積は23・9ha。圃整工は25年度から進めており27年度は東部を中心に未整備箇所を実施する。

 西の原用水3は県道横断部のサイホン機能診断・保全計画策定を予定。割当額は1100万円。

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