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29年から約12年で整備/袖ケ浦火力新1~3号機/JERA

2026/07/23 日刊建設タイムズ

 ㈱JERA(東京都中央区日本橋2―5―1日本橋髙島屋三井ビルディング25階)は、(仮称)袖ケ浦火力発電所新1~3号機建設計画に伴い、環境影響評価方法書を17日に公表した。袖ケ浦火力発電所(袖ケ浦市中袖2―1)約112haにおいて、1~4号機を段階的に廃止・撤去し、新たに最新の高効率ガスタービン・コンバインドサイクル発電設備(出力約87万kW×3基)を設置する計画。工事工程は▽新1号機=2029年着工、32年運転開始▽新2号機=30年着工、33年運転開始▽新3号機=38年着工、41年運転開始――の予定。

 現状の発電所の出力および原動力の種類は▽1号機=60万kW、汽力▽2号機=100万kW、汽力▽3号機=100万kW、汽力▽4号機=100万kW、汽力。

 1号機の運転開始から50年以上が経過し、経年劣化による設備不具合の増加に伴い、安定供給に向けた対応が急務となっている。将来にわたる電力の持続的な安定供給や環境負荷低減のため、高経年化を迎えている低効率な発電設備を廃止し、高効率な設備を整備する。

 1号機は、25年9月に廃止済み。3号機と4号機は新1号機・新2号機着工前、2号機は1~3号機の撤去工事開始までに廃止する。

 1~3号機の撤去は、新2号機の運転開始以降、新3号機の着工前までに実施する予定。4号機の撤去は、新1号機・新2号機着工から新3号機運転開始までに実施する。

 新たな設備は▽新1号機=約87万kW、ガスタービンおよび汽力▽新2号機=約87万kW、ガスタービンおよび汽力▽新3号機=約87万kW、ガスタービンおよび汽力。

 4号機隣接地および4号機跡地に新1号機と新2号機を建設した後、1~3号機跡地に新3号機を建設する。

 液化天然ガス(LNG)を燃料として使用する計画。最新鋭の低NOx燃焼器および排煙脱硝装置を導入することで大気汚染物質排出量を大幅に低減するとともに、温排水排出量を低減することにより環境負荷の低減を図る。

 さらに、既設の燃料供給設備や取放水設備などを有効活用することにより、大規模な土地改変を行わず、工事に伴う環境負荷を低減する。

 なお、水素発電設備(390kW、内燃機関および燃料電池)は継続して稼働する。

 環境影響評価方法書に関する説明会を31日午後6時半から袖ケ浦市民会館大ホール、8月1日午後2時半から袖ケ浦市長浦交流センター多目的ホールで開催する。また、意見書の提出を8月31日まで受け付けている。

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