韮崎市は中田藤井配水池(同市穴山町)の改築を計画している。給水戸数の増加に伴い容量を最大7倍程度に増やし、断水時に長時間給水ができる体制を整える。大規模地震に備え耐震性も高める。2026年度から5カ年計画で整備する予定で、概算事業費は6億円規模を見込む。年度内に基本設計をまとめ、2027年度以降の着工を目指す。
新たな配水池は耐震性や経済性、衛生性などに優れたSUS(ステンレス鋼)製で、大きさは現在の約5~7倍となる1500~2000立法mを想定する。
市上下水道課によると、同配水池の給水地区には近年住宅が増えているが、現在の容量は280立方mと小さい。市は災害時の応急給水の能力や耐震性の不足を懸念し、新たな施設へ改築することを決めた。
市はこのほど新たな施設の基本設計や現地測量(A2500㎡)などを日本水道設計社に委託。年度内にまとめ、27年度にも実施設計へと進め早期着工を目指す。用地の拡張が必要なため地権者と交渉し、近隣の山など買収する見込み。事業費は全て市単独の予算でまかなう方針だ。
同市の配水池整備では、22~24年度に鳥の小池配水池(同市穂坂町)の築造工事を実施。配水池は1万2000㎜×1万8500㎜で、容量は1100立方m。施工は森松工業、平賀工業所、甲信商事らが担当した。同課によると、造成や設備工事などを含め事業費は約4億円投じた。
















