県筑西土木事務所(太田力所長)は2026年度、災害に強い県土づくりや道路ネットワークの形成を推進し、生活・産業基盤の強化に取り組む。河川事業では、桜川の護岸工事や河道掘削、田川の堤防整備を進め、浸水被害を軽減。急傾斜地崩壊対策事業として筑西市岡汐芹で法面崩壊防止工事に着手する。道路事業では、主要地方道筑西つくば線バイパス整備をはじめ、一般県道東山田岩瀬線バイパスを推進し、結城市市街地の都市計画道路鹿窪砂窪線整備なども進める。
【桜川河川改修事業(筑西市および桜川市)】
真壁工区(11・75㎞)と大和工区(4・75㎞)の総延長16・5㎞の流下能力の不足解消を目指し改修を進めている。現在は、真壁工区の源法寺橋から樺穂橋までの約3・4㎞で、河道掘削および築堤・護岸を進めている。大和工区は、羽田橋から上流の樹木伐採および河道掘削を行う。
本年度は事業費3億円を充て、流下能力向上のための河道掘削や屈曲部の解消、伐採を推進していく。3カ所の改修工事については現在公告中。さらに1カ所の改修工事(真壁工区)を第2四半期に発注する予定。
【田川河川改修事業(結城市久保田~大谷瀬)】
管理延長約4・49㎞(鬼怒川合流点~県道結城二宮線福良橋)の堤防整備を推
進しており、特に下流側(鬼怒川合流点~JR水戸線)の約2・3㎞を優先区間として整備を進めている。
本年度は事業費4億4000万円を投じ、優先区間の築堤工事を進めるとともに未取得箇所の用地取得を進める。また、JR水戸線の上流区間で用地測量に着手する。改修工事2カ所、橋梁撤去工事1カ所、樋管新設工事1カ所については現在公告中。さらに、河川改修工事1工事を第2四半期に発注予定。
【急傾斜地崩壊対策事業(筑西市岡汐芹)】
当該地は、筑西市の下館小学校の北側に位置。09年に「土砂災害危険区域」の指定を受けている。
24年3月に地元自治会から対策工事の要望書が提出され、24年度から現況の測量に着手。25年度から「急傾斜地崩壊危険区域」の指定に向けた手続きおよび地質調査、対策工法に係る詳細設計を進めている。
本年度は、地元地権者へ事業に関する説明を行い、了解が得られ次第、工事に着手する。時期は第2四半期を想定している。
【主要地方道筑西つくば線バイパス(筑西市村田~中根)】
本年度は、2億700万円を充て、引き続き県道筑西つくば線現道~県道つくば真岡線の延長約3・1㎞の用地取得、埋蔵文化調査、道路改良舗装工事を進める。すでに工事2件を発注済み。
渋滞の緩和と安全性の確保を図るため、1997年度事業着手。2005年度から主要地方道つくば真岡線~県道下妻真壁線間約1・7㎞の整備を重点的に進め、13年5月に供用を開始した。18年には県道下妻真壁線~筑西市中根間約2・2㎞が供用開始。
【東山田岩瀬線バイパス整備事業(筑西市宮後~桜川市大国玉)】
県道東山田岩瀬線は、幅員が狭あいで屈曲部も多いことから、1995年度にバイパス事業に着手。これまでに総延長約8㎞のうち、約5・5㎞が完成しており、現在は桜川市真壁町下谷貝地区の用地取得と道路改良舗装工事に取り組む。
本年度は事業費に1億600万円を措置し、引き続き桜川市工区の用地取得、埋蔵文化財調査、道路改良舗装工事を行う。すでに発注済みで工事が進んでいる。
【都市計画道路鹿窪砂窪線(結城市結城)】
2021年度に事業化。全体延長約2㎞のうち南側の約1・2㎞を県が、北側約0・8㎞を結城市が分担して整備する。23年度までに道路設計や用地測量が完了したため、24年度より用地取得を進めている。当面は、南側の第1期区間(約0・7㎞)の用地取得を優先するとともに、橋梁取付部の擁壁詳細設計を進める。本年度の執行額は4億9600万円。
【管内の橋梁修繕工事と道路修繕工事】
橋梁修繕工事では、管内の羽田橋、桜橋、松風橋、勤行大橋、中島橋、西方橋、栄橋の修繕を予定。工事費6億7500万円を充て、第2四半期の発注を目標に作業を進めている。このほか、道路修繕工事7件が公告中となっている。
















