鹿沼市は、黒川終末処理場(上殿町)の下水道リプレイス用地約2haに「みどりの広場」(仮称)を整備する。子育て支援の充実を図るため、芝生や原っぱ広場、駐車場、バリアフリートイレ、給水施設などの配置を検討中。2026年度の事業費は8316万円。市直営で設計を進めており、第1期工事の造成と水路移設を10~11月に一般競争で入札し着工。27年3月の工事完了を予定。第2期工事は27年秋ごろから広場や駐車場、トイレなどを整備。28年度中の供用開始を目指している。
リプレイス用地は黒川終末処理場が災害などで機能不全に陥った際、下水処理機能を維持する代替施設を設置。処理場の西側に位置し周囲は道路に囲まれている。現在は公共残土が置かれている。
みどりの広場整備は松井正一市長の公約。リプレイス機能を維持しながら平常時の有効活用を図り、子どもたちがのびのび遊べる場を確保する。
概算工事費の内訳は、公共残土が置かれている用地の整地と残土処理に6200万円、水路移設に2100万円。木の根や草などを含んで再利用できない残土は搬出する。
移設する水路は2本。用地の北から南、北から東にそれぞれ幅約1m×高さ約0・7mのU型水路が通っており、付け替える位置や規格を調整中。
原っぱ広場は芝生より背丈のあるクローバーなどが広がる空間を想定。駐車場は約1000平方mで駐車台数30台程度を計画。
バリアフリートイレは1カ所配置する予定。そのほか給水施設やベンチといった便益施設の設置も検討している。
24年度にリプレイス用地活用の検討を開始。25年度は素案を基に地元説明会を2回開催。住民から広場への意見や要望を聞き整備構想を練ってきた。工事完了後は芝生の養生期間などを踏まえ供用開始の時期を決定する。
















