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山梨県韮崎市

小学校体育館へのエアコン設置は?

2026/07/30 山梨建設新聞

 韮崎市は学校体育館のエアコンの整備状況を明らかにした。2026年6月定例市議会で秋山祥司議員の質問に答えた。中学校2校については、8月までに設置を終え稼働を始める予定。市内5つの小学校体育館への整備については、中学校体育館の導入効果などを検証した上で検討するため、設置は未定とした。

 中学校体育館への設置工事は1月に発注しており、東中学校が栄工業、西中学校が日設管興の施工に決まった。設計は進藤設計事務所が担当した。秋山議員は「天井つり下げ式のため暖房効果は期待できないというが、冬の災害時を考えると暖房機能も必要ではないか」と、暖房設備の必要性を指摘。また据え置き型や送風機の設置を検討したかどうか、市にただした。

 市はつり下げ式を採用した理由について「競技スペースや避難所としての有効面積を確保するとともに、安全性を考慮した」と答弁。送風機はボールなどの接触による破損リスクや維持管理費を考え設置しないことにした。

 冬季の災害時については「ジェットヒーターの併用も想定している」と補助的な設備を活用する方針を示した。また停電時については「バッテリーが一体となっているためLPガスを燃料として発電し、空調のほか玄関やトイレなどの照明、コンセントへの電力供給が可能」とした。

 約2億円の事業費には緊急防災・減災事業債を充てる予定。元利償還金の70%が交付税措置されるため、市の負担は3割程度で済むという。小学校への整備について市は「中学校での運用状況や国の支援制度を注視しながら検討する」と答弁している。

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