記事

事業者
群馬県前橋土木事務所

県前橋土木が利根川改修で詳細設計

2026/08/01 群馬建設新聞


県前橋土木事務所は利根川の河川改修事業について、詳細設計業務を10月に指名競争入札で委託する見通しを示した。前橋土木事務所、伊勢崎土木事務所、高崎土木事務所が合同で進める事業となり、前橋土木事務所が所管するのは前橋市下阿内町から公田町地先の約1800m区間で、左岸側のみを対象とする。同事務所管内での施工内容としては、河道掘削を中心に見込んでいる。

同事業は、利根川(前橋・高崎・玉村工区)河川改修事業として2025年度に事業着手。全体計画では、端気川との合流部から上流へ向かい、県道高崎駒形線の昭和大橋上流部までの約6000m区間を対象としている。このうち、伊勢崎土木事務所が所管する玉村工区は利根川右岸側で、端気川との合流部から上流1600m。高崎土木事務所は、玉村工区からさらに上流600mと、昭和大橋から上流400mを担当する。

前橋工区は本年度、詳細設計の委託を予定している。工区延長約1800m区間全域を対象に実施する。27年度以降に必要であれば埋蔵文化財調査などを行い、早期の着工を目指している。25年度に測量業務を委託しており、分割1号をアマネックス(前橋市)、分割2号はプロファ設計(伊勢崎市)がそれぞれ受注。現在も作業を進めている。

事業区間は、堤防がない区間や整備されていても低い区間があるため、豪雨時に河川氾濫による浸水リスクが高い事から工事を計画。現在の流下能力である毎秒4400立方mから計画流量毎秒6000立方mを目標としている。玉村工区では河道掘削、高崎工区では、河道掘削と昭和大橋上流部への築堤をそれぞれ想定している。成果を示す指標として、想定氾濫面積を実施前の2886haから28haに、想定氾濫区域内の浸水戸数を1万7557戸から334戸、想定氾濫区域内の要配慮者利用施設124施設から0施設とすることを掲げている。

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら