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栃木県安足土木事務所

安足土木事業概要、新規に免鳥町、7月豪雨災を申請、132カ所に73.8億円投入

2026/08/04 栃木建設新聞

 県安足土木事務所は、132カ所に73億8420万円を投入する2026年度事業概要をまとめた。内訳は道路・街路事業が84カ所59億6720万円、河川砂防事業は48カ所14億1700万円。新規は佐野市で桐生岩舟線免鳥町700mを両側に3mの歩道を設置した15・5mに拡幅改良する。7月17~18日の豪雨被害では足利市を中心に公共土木施設が被災。河川・砂防・道路46カ所で被害額14億6200万円。小俣町のがけ崩れ(下濁沼A)は災害関連緊急対策急傾斜地崩壊対策事業を申請する。(2面に主要事業箇所)

 重点配分の家富町堀込線中橋は、護岸工事3件、仮締切工事2件と残る第2橋脚を発注。新橋は285mの鋼5径間連続細幅箱桁橋。幅員は一般部が12・5m、交差点影響部が15・5m。上流側には5・5mの自転車歩行者道を配置。下部工は杭基礎逆T式橋台2基、杭基礎小判型壁式橋脚4基。エレベーターは新橋北側に1基新設を決めた。

 通跨線橋は左岸側でJR両毛線をオーバーパス。跨線橋は134mで河川側4径間連続鋼床版鈑桁(110m)とPC単純中空床版桁(24m)で構成。下部工は杭基礎逆T式橋台2基、杭基礎壁式橋脚2基と杭基礎門型橋脚2基。取り付け部のPC橋上部と擁壁などの構造物の発注準備を進めていく。

 7月豪雨は県管理施設で河川31カ所11億2200万円、砂防14カ所3億1700万円、松田葉鹿線1カ所2300万円の被害額を算定。秋の災害査定に備え国に申請。

 一般住宅を巻き込んだ小俣町のがけ崩れは、下濁沼A地区として災関緊急急傾斜対策事業を申請。年度内の工事発注と着工を目指していく。

 足利スマートICアクセス路の竜舞足利線は、作業ヤードが限られ切り土工事で発生する土砂をSICの盛り土工事に流用。用地補償を進め年内の着工を目指す。西側SIC進入路付近の水路付け替えで、施工延長が約100m。

 足利市新庁舎にアクセスする桐生岩舟線は五十部町工区の完了を見据え、27年度から鹿島町西1300mの事業化を見込む。幅員14・5m、交差点部17・5m~最大19mに拡幅し北側に近接するJR両毛線へのアプローチや歩行者溜りを確保して通学児童らの安全を確保する。両側の歩道は2・5mを確保する計画。

 馬場2号沢堰堤は堤高9m、堤長75・4mの不透過型に決め、上流側に流木止めを設置。水通し幅は3m。用地測量・物件調査を委託し、砂防指定地申請を進めていく。

 矢竹沢堰堤は堤高9・5m、堤長41・8mの鋼製スリットによる透過型。用地補償を継続。

 前橋水戸線の電共整備で高砂町Ⅰと大橋間530mのうち280m本町の道路・電共詳細設計をまとめ事業着手。本町交差点四隅と万町交差点北側に隅切りを確保し歩行者溜りを確保する。

 桐生岩舟線免鳥町1300mのうち、かえで義務教育学校を整備する東側700mを先行。横断歩道橋の諸元を固め、用地測量を発注する。

 桐生田沼線閑馬町は、閑馬川を渡河する春高橋前後500mの線形を改良し、片側に歩道2・5mを確保。春高橋の架け替えを完了し前後区間の拡幅改良を進めていく。

 菊沢川船津川3300mは下流部の開削工事発注を見据え、上流端50号横断部函渠工の用地補償を進め発注時期を検討。函渠工は非開削工法にHEP&JESを採用。内空断面は幅13・6m×高さ4・1m。施工にあたり液状化対策と止水対策の地盤改良工を実施する。

 50号上流側1700mは現川拡幅が難しく付け替え整備に方針転換。測量設計を通じて法線を固め、毎秒50立方mの流量を確保した整備に備える。

 唐沢公園線1100mのうち東武佐野線をオーバーパスする橋梁は、153mの5径間連続鋼鈑桁で予備設計をまとめた。27年度以降の詳細設計を踏まえ下部工や歩道橋の構造形式を固める。一般部幅員は14m、交差点部を17mに変更。年明けの県都計審に諮問し27年度からの事業化を見込む。

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