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【直轄土木】グリーン鉄の試行工事/30年度以降本格活用目指す

2026/08/03 本社配信

 国土交通省は31日、直轄土木工事6件で製造時の二酸化炭素(CO2)排出量を削減した鋼材「グリーン鉄」を活用する試行工事を行うと発表した。経済産業省の「GX需要創出・カーボンプライシング運営事業」の一環として実施するもの。鋼矢板、橋梁厚板にグリーン鉄を活用し、製造段階を含めCO2排出量の削減効果を調査すると共に、流通状況やGXの価値なども評価し、2030年以降の公共工事での本格活用につなげる考えだ。

 鉄鋼業は国内産業部門の中でもCO2排出量が多く、大きな割合を占めている。そのため、脱炭素化に向けたGXが課題になっている。一方で製造時のCO2排出量を抑えたグリーン鉄は市場形成が十分に進んでいないというギャップがある。

 試行工事では、鋼矢板や橋梁厚板などにグリーン鉄を活用することで、政府が率先的に公共調達を進め、GX価値が適切に評価される市場の形成を目指す。

 試行工事が行われるのは▽一般国道5号仁木町銀山大橋上部中央工事(北海道)▽鵜森三郷排水路整備工事(岐阜県)▽42号松阪多気BP朝田高架橋鋼上部工事(三重県)▽福山道路赤坂東歩道橋鋼上下部工事(広島県)▽安芸道路黒鳥高架橋上部工事2件(高知県)。今後も対象工事を順次拡大する予定としている。

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