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茨城県河内町

新庁舎概算事業費に36.6億/RC一部S、W造3階延べ3000㎡

2026/08/04 日本工業経済新聞(茨城版)


 河内町の新庁舎建設基本設計概要版(案)がまとまった。新庁舎は現庁舎敷地内に、RC造一部SおよびW造3階建て、延べ床面積2997・41㎡で計画。現時点での概算事業費として約36億6000万円を見込む。造成工事に関しては9月補正に工事費を計上し、本年度内の完了を目指す。2027年度末までに実施設計をまとめ、28年7月から2カ年で本体工事を施工。新庁舎の開庁時期は30年5月ごろを予定。その後、現庁舎の解体および外構の整備を進めていく。



 建設地となるのが、現庁舎敷地内(源清田1183外12筆)、敷地面積1万1869・35㎡。拡張部分を含む敷地西側に本庁舎を配置し、RC造一部SおよびW造3階建て、延べ床面積2997・41㎡規模を見込む。

 本年度に実施する造成工事では、今回新たに取得した敷地の北側境界部分に擁壁を設置するとともに、盛土工事を行う。9月補正予算に工事費を計上し、農閑期となる11~12月ごろの着工を目指して発注手続きを進めていく考え。工期は年度内を予定している。

 新庁舎の構造は執務エリア(RC造)の外側にS造の町民エリアを設け、町民ラウンジ上部は3層の吹き抜けとする。屋根の下部工造はS造とW造トラス梁を併用し、切妻型の屋根を2段に重ねる計画。

 フロア構成については1階に執務エリアのほか、町民ラウンジ、待合スペース、多目的スペース、休日開放スペース等を設ける。2階には執務スペース、会議室、多目的スペース、設備用バルコニー等を整備。議場、会議室、防災無線室等は3階に配置。屋上開口部は防災無線や県防災のアンテナ設置用スペースとして活用する。

 省エネルギー計画ではZEB Readyの達成に向け、Low-E複層ガラス、床下輻射式冷暖房等の高効率型機器を採用。災害対策については利根川氾濫時の浸水対策として1階床レベルをかさ上げし、外周部にコンクリート壁を立ち上げる。屋外に設置するキュービクルや受水槽等は、想定最大浸水高さ以上の架台を設け、浸水時の機能維持を図る想定。

 外構関連ではその他、新庁舎南側にかわち丸広場を整備。建物との間には、座り場を兼ねたデッキを備える。付帯施設としては重機車庫、倉庫、砕石保管用ストックヤードなど。駐車場に関しては公用車・一般用合わせて200台程度を見込んでいるほか、バスロータリー、EVスタンドを配置。さらに、西側道路からの車両出入口を新設する。 今後の流れとしては9月から28年3月にかけて実施設計。11~12月に造成工事に着手し、年度内の完成を目指す。本体工事は28年7月から2カ年で進め、30年5月ごろの供用開始を想定。新庁舎供用開始後、31年3月までに現庁舎の解体および外構整備を進める。

 基本設計業務は楠山・相澤設計JVが担当。現時点での概算事業費を約36億6000万円と試算している。基本設計の策定に当たり、14日までパブリックコメントを実施中。詳しくは都市整備課新庁舎整備推進室(源清田1183、直通電話0297-84-6956)へ。

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