上田市は2026~28年度実施計画を公表した。3月に市長選挙を行ったことから、6月補正予算で政策的経費を肉付けした内容を反映した。第五中学校改築事業や秋和上田は市中島線ほか整備事業など大型ハード事業を継続する一方で、総合体育館建設に向けた基礎調査、図書館整備基本構想策定、小中学校適正再配置計画策定などを新規事業として盛り込んだ。
総合体育館建設検討事業には26年度6月補正予算で2000万円を措置。同事業は上田城跡公園体育館の老朽化が顕著であることから、新たな総合体育館の建設検討に向けた基礎調査を行う。市担当課によると、基礎調査一本で発注するのではなく、需要調査や現状分析、PFI導入可能性調査、予備調査など複数に分けての発注を検討している。発注スケジュールは明確にしなかったが、担当課レベルで発注する案件は早ければ月内にも公告する見込み。
上田城跡公園体育館は70年度に建設され、バレーボール3面、バスケットボール2面、バドミントン8面が使用できる競技場1604㎡、柔道場468㎡、剣道場522㎡などを有している。なお、同事業において、必ず新しい体育館を建設するものではなく、市内にある体育館の状況などを調査し、建設するかどうかの検討を今調査で実施する。
そのほか、上田市小中学校適正配置計画策定事業には3504万円。施設の老朽化や少子化を踏まえたうえで、将来的な小中学校の適正配置計画を策定する。上田図書館整備基本構想策定事業には64万2000円、2カ年をかけ将来的な上田図書館のあり方を議論し基本構想を策定する。
一方、継続事業では第五中学校改築事業に4億3774万8000円。26年度発注工事では、西棟改修工事を栗木組(上田市)が落札。西棟は1990年度に建設された、RC造2階建て、延べ床面積540㎡。今回の工事では全面改修を行い校舎をリフレッシュする。また、外構(校庭)整備実施設計業務委託はみすず綜合コンサルタント(上田市)が担当。2027年度に整備工事を実施し、30年度の供用開始を目指す。
オープンドアスクール設置事業には2億9175万9000円。同事業は市役所第二庁舎周辺の敷地面積約3539㎡を活用しオープンドアスクールを整備するもの。施設規模は鉄骨または軽量鉄骨などの非木造平屋、延べ床面積は約800㎡を想定。現在、BTO方式による公募型プロポーザルで事業者を募集している。優先交渉権者の特定は8月末を予定。提案上限額は8億3707万2000円(税込)。事業スケジュールは契約締結が10月上旬、設計・工事期間が28年2月29日、供用開始が同年4月1日。
市営住宅改善事業には1億8604万3000円。千曲町団地、中丸子団地、上丸子団地の改修工事を予定している。
道路関係では秋和上田橋中島線ほか整備事業に5億8630万円。清浄園南側堤防道路の拡幅および上田大橋北詰交差点周辺の道路改良を推進する。金井線整備事業には3億430万円を盛り、県道南原長瀬線から県道丸子東部インター線へのアクセス道路延長220m、幅員10.5mを整備する。
道路メンテナンスインフラ長寿命化修繕事業は17億6800万円。重要かつ危険度の高い橋梁およびトンネルの長寿命化修繕を実施。道路維持事業には14億2090万円。緊急自然災害防止対策業債を活用した道路舗装、法面防災および側溝改修を進める。
















