【明和】邑楽館林まちづくり(明和町、小野弘代表取締役)は、中谷地内の東武伊勢崎線川俣駅西側で日帰り天然温泉施設となる「日本基礎ビレッジ」を建設する。現在は早期の工事発注に向けて積算などを進めている。入札についてはプロポーザルによる公募を検討し、年内の契約締結を目指す。新施設は天然温泉の入浴場や飲食店などが入り、2027年11月の供用開始を予定する。建物はSE構法により建築し、W造平屋、床面積900㎡程度の規模となる。
日本基礎ビレッジは、川俣駅から西へ200m程度進んだ県道上中森川俣停車場線の南側、館林観光バス中谷バス停付近へ建設する。企業版ふるさと納税などを活用し、明和町の資金を用いて邑楽館林まちづくりが建設工事の発注や管理・運営を担当する。建設地の敷地面積は6105・28㎡の規模。
運営については、温浴場経営など実績のある会社とフランチャイズ契約を結び加盟する見通し。契約会社については、早ければ月内に公表する意向を示す。需要調査などを進め、価格設定に向けて検討を行っている。
建設工事の発注に向けて、設計業務はおおむね完了しているが、資材価格などが高騰している情勢を踏まえて現在はVEを実施している。工事費の積算などについて詳細がまとまれば公募を開始する見通し。設計はレーモンド設計事務所(東京都渋谷区)が担当した。
新施設は、飲食スペースなどが入る地域交流センターゾーンや大浴場ゾーン、廊下・ギャラリーゾーンおよび個室温浴ゾーン、機械室をそれぞれ整備する。天然温泉を活用した内風呂と露天風呂、大型サウナを男女それぞれ設けて貸し切りの個室を2部屋設置する。個室には内風呂と露天風呂、サウナをそれぞれ配置して休憩スペースやトイレも内包する。部屋内はバリアフリーに対応し、子どもや高齢者に配慮した造りとする。また、飲食店機能も備えるため厨房や飲食スペースを設ける。飲食店のみの利用客も想定しており、温泉利用者向けと入口を2つに分ける。建物の最高高さは9m、最高軒高は6・2mを予定している。
温泉については、同駅付近に位置する源泉から延長約400m区間で温泉管を布設する見込み。建物に設置する空調設備はビルドインのEHP型を検討しているが、VEにより各種設備などが変更となる可能性もある。
また、舗装や屋外照明の設置など外構工事も一部で行う。駐車場は28台分を今回工事で舗装して用意し、約60台分は暫定的に空き地を駐車場として活用する見込み。暫定駐車場については、第2期工事で整備する見通し。このほか、南側にはアクセス道路となる町道を新設する。なお、現在は新築工事に先行して造成工事を司建設(明和町)が施工し、月内の工事完了を予定する。

















