記事

事業者
長野県施設課

実績基準は2000㎡以上/赤穂高解体 価格以外16.5点

2026/08/08 長野建設新聞

 6日に開かれた県総合評価技術委員会で、施設課が発注する「赤穂高校中校舎ほか除却工事」(駒ヶ根市赤穂)の価格以外の評価項目が決定した。価格以外の評価点は16.5点。同種工事の加点基準は「RC造(SRC造を含む)で2階建て以上かつ延べ面積2000㎡以上の建築物の解体工事の施工実績」が5件以上で2点、2件以上で1点とした。公告予定時期は9月。事業費として6月補正予算で4億3340万円を措置している。

 同事業は赤穂高校を南信地区唯一の総合学科高校へ転換するため、必要な施設整備を行うもの。校舎2棟、総延べ約8500㎡の新設や、既存校舎の改修を実施する。設計担当は畝森泰行建築設計事務所(東京都台東区)とteco(同)のJV。

 事業は2期に分けて進める計画で、今回発注する第1期解体工事では中校舎(RC造2階建て、2251㎡)、南校舎(RC造2階建て、262㎡)、プールなどを除却する。開札予定時期は10月上旬で、工期は約300日(債務負担行為設定済)。6月補正では現年予算で1億3002万円、2027年度の債務負担行為で3億338万円を措置した。

 入札方式は総合評価落札方式(工事成績等簡易型)。入札参加資格は解体838点以上、県内本店。同種工事要件で「RC造(SRC造を含む)で2階建て以上、かつ延べ面積1500㎡以上の建築物の解体工事の実績」を求める。

 価格以外点の内訳は、企業評価で工事成績7、同種工事2、優良表彰0.25、地域要件1、信州リサイクル0.5、労働環境1、CCUS0.25、施工体制(技能者)1、同(解体用重機)1。技術者評価で技術者資格0.5、技能者資格0.5、実績等1、継続教育0.5。地域要件は南信地区に1点。技術者資格は1級建築士に0.5点、技能者資格は登録解体基幹技能者に0.5点を加点する。

 現在、大和リース長野営業所(長野市)が仮設校舎の整備を進めており、この完成、引っ越し後、解体工事に取り掛かる。高校再編推進室は「解体の着手は年明けになるのではないか」との見通しを示している。

 第1期事業では中校舎などを解体した跡地に、新たな校舎「中央棟」を建設するとともに、商業科棟を改修する。高校再編推進室は「新校舎の着工は来年度中を予定している」と話した。

 第1期事業は28年度中に完了させ、29年4月に開校。その後、第2期事業として校舎1棟と新体育館の建設(第一体育館の建て替え)、特別教室棟の改修を実施する。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら