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防災力向上へ4車化/整備効果を最大限発揮/圏央道建設促進県民会議 26年度総会・県民大会

2026/08/18 日刊建設タイムズ

 首都圏中央連絡自動車道建設促進県民会議の2026年度総会・県民大会が17日、千葉市内の京成ホテルミラマーレ6階「ローズルーム」で開かれ、役員選任や26年度事業計画など全ての議案を承認した。代表世話人の佐久間英利・千葉県商工会議所連合会会長は冒頭、あいさつに立ち、13日に発生した「令和8年8月千葉豪雨」に言及。圏央道について「人やモノの流れを円滑にし、物流の効率化、観光振興、企業立地の促進など地域経済の発展を支えるとともに、今回の豪雨のような大規模災害時の緊急輸送路や代替ルートとして重要な役割を担っている」との認識を示し、「全線開通に加え、4車線化の推進、新たなインターチェンジの整備、パーキングエリアなど関連施設の整備を着実に進め、道路ネットワーク全体の機能強化を図ることが必要」と述べ、支援と協力を求めた。

 来賓の熊谷俊人知事は、7月21日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2026(骨太方針)」に触れ、「成田国際空港周辺への産業集積を進めることが記載された。成田空港を核とした産業拠点形成を推進する上で、圏央道の重要性はさらに高まっている」との見解を示した。また、暫定2車線区間について「13日の豪雨で通行止めが発生した。防災能力の向上には全線の早期4車線化が必要」と強調した。

 そのほか、堤啓・千葉国道事務所長、衆議院議員の小池正昭氏、角田秀穂氏、なかやめぐ氏、工藤聖子氏、参議院議員の猪口邦子氏、臼井正一氏、山田吉彦氏、宍倉登・県議会議長、金田泰明・東日本高速道路常務執行役員関東支社長が来賓あいさつに立った。


代表世話人に/前田会長就任


 役員選任では、代表世話人の諸岡靖彦・成田商工会議所顧問の退任に伴い、千葉県観光物産協会の前田伸会長が後任に就いた。佐久間・代表世話人と有馬資明・代表世話人(千葉県経済同友会代表幹事)は留任となった。

 また、世話人の山﨑清美・千葉県経済協議会副会長、岩田利雄・千葉県町村会前会長、篠塚泉・千葉テレビ放送元相談役の後任に、小西雅子・千葉県経済協議会会長、佐藤晴彦・千葉県町村会会長、青柳洋治・千葉テレビ放送代表取締役社長、諸岡市郎左衛門・成田商工会議所会頭が就いた。

 事業計画によると、26年度は国・関係機関および県選出国会議員などに対して圏央道県内区間の整備促進のための要望活動を行うほか、圏央道の必要性と重要性を県民および首都圏住民に広く訴え、建設促進の機運の盛り上げと利用促進を図る。

 県民大会では、大会決議を行ったほか、堤事務所長が概況を説明。さらに、玉木康彦・成田国際空港代表取締役副社長と、世話人の池田和彦・千葉県トラック協会会長が意見発表を実施した。

 決議の趣旨は▽年度内の大栄ジャンクション・松尾横芝IC間の開通と秋頃の大栄JCT・多古IC間の先行開通に向けた事業促進▽年度内の県境・大栄JCT間の4車線化に向けた事業促進▽松尾横芝IC・東金JCT間の早期4車線化に向けた工事着手▽4車線化未事業化区間の「高速道路における安全・安心基本計画」の優先整備区間への選定と早期事業化▽かずさIC(仮称)と成田空港周辺IC(仮称)の早期整備▽年度内の神崎PA(仮称)の供用に向けた事業促進▽山武PA(仮称)の早期供用▽銚子連絡道路や長生グリーンラインなどICへのアクセス道路整備に向けた必要予算の確保――など。

全議案を承認した あいさつに立つ佐久間・代表世話人 熊谷知事が全線4車線化の必要性を説いた 代表世話人に選任された前田会長 堤事務所長が概況を説明した

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