県農政部は、団体営農業農村整備事業の2026年度割当額(25年度国補正予算含む)を決めた。農地耕作条件改善は27地区12億2396万円で各地区の水利施設整備や区画拡大などを推進。農村地域防災減災は40地区13億7467万円。このうち防災重点農業用ため池緊急整備は34地区13億1406万円で改修工事や実施設計、廃止工事を進める。農業集落排水施設の機能強化にも予算が配分された。(2面に地区別概要)
農地耕作条件改善の主な地区は小山市の思川西部16、17にそれぞれ1億7000万円が割り当てられ、土地改良区が堰1カ所を改修。小山市美田北部12は9330万円で用水路1010m、揚水機5カ所の改修に充てる。
吹上東部・栃木市西部は26~28年度に揚水機18カ所の整備を計画。全体事業費2億100万円。6500万円の配分を受け6カ所を実施する予定。
市町が実施主体の事業では、鹿沼市の上石川1期の排水路工600mに1億1500万円。全体計画は1200mで事業期間は27年度まで。
栃木市の部屋南部2は28年度までに295mの排水路を整備。全体事業費3億3000万円。26年度は1億1000万円で80mの工事を予定。矢板市は平野1の農道整備、市貝町は市塙古郡2の排水路工事を実施する。
大田原市は下深田1の農道舗装510mに3700万円。湯津上土地改良区が行う片府田、巻川地区の樋門や排水路改修にも事業費が配分された。
このほか県単農業農村整備事業の県費1億2870万円を河内、上都賀、芳賀、下都賀、塩谷南那須、那須、安足管内に配分。水利施設などの整備を支援する。
防災重点ため池は改修の30地区が12億5962万円。宇都宮市の初網溜、山口溜など17地区の工事、栃木市の鷲巣溜(下)など13地区の実施設計に充てる。
廃止は4地区5444万円。那須烏山市、那珂川町、佐野市が各1カ所で工事を行い、佐野市は柴田溜上・下の実施設計に着手する。
農村地域防災減災事業のうち、農業用河川工作物応急対策は那須烏山市の本郷堰改修実施設計に250万円、那珂川町の三川又堰護岸補修工事に3000万円。
用排水施設整備は市貝町の上赤羽北の水路工に1449万円。このほか佐野、栃木市で民間企業の田んぼダムの取り組みを支援する。
水利施設整備事業は農業水利施設保全合理化が3地区5100万円。茂木町が実施主体の木幡西堰改修に3000万円、鹿沼市土地改良区の虎口堰改修に1000万円。那須野ヶ原土地改良区連合が計画する小水力発電の百村は土地補償。
市町の換地等調整事業は10地区5130万円。農地整備事業の計画調査が進められている荊沢(日光市)、安塚・上長田(壬生町)、赤瀬台・鹿畑(大田原市)のほか、新たに高松(足利市)、上欠(宇都宮市)、板荷(鹿沼市)、江川沿岸2期(真岡市)、上根多田羅(市貝町)、七ツ石(壬生町)、出流原(佐野市)に導入。換地設計基準作成や土地現況調査などを行う。
農業集落排水事業は8地区1億8870万円。機能強化は6地区1億7600万円。宇都宮市の河内西部1億444万円、上横倉5065万円など。
小山市の武井高松、さくら市の上野、高根沢町の高根沢東部は実施設計。いずれも処理場の防食被覆塗装や操作盤などの電気・機械設備更新を予定する。
小山市東部で最適整備構想、福良で維持管理適正化計画を策定する。
















