ごみ処理広域化に向けて新施設の建設を計画している前橋市・桐生市・伊勢崎市・みどり市・玉村町の5市町は、施設の適地選定に向けた検討に動き出した。ごみ処理広域化適地検討委員会を設置しており、2027年度までの2カ年で検討を進め、同年度中の適地選定を目指している。
広域処理に向けては、5市町によるごみ処理広域化施設整備協議会を3月に設立。現在は基本構想の策定に向けた業務をエイト日本技術開発(東京都中野区)が進めているところ。
適地選定は、前橋市二之宮町と同市荒子町の境界周辺が5市町の人口重心となることから、そこから概ね10㎞の範囲を対象に検討を行う。整備する施設として、可燃ごみを処理する焼却施設と、不燃ごみや粗大ごみ、プラスチックなどを処理する資源化施設を想定しており、各施設を同じ市町に整備しない方針としている。また施設建設に必要な面積として約2ha以上の土地を対象とする方針。
今後は、人口重心や災害対策、既存用地活用の観点による一次選定から開始し、公募での用地も含めて三次選定まで行い4~6カ所程度まで絞り込む。その後、地元の意向などを含めた総合評価で最終的な判定を行う見通し。建設候補地の公募については、各市町で9月10日から募集を行い、12月18日までを期限に受け付ける見通し。
1回目の適地検討委員会は18日に開催されており、今後、同委員会の中で具体化を図っていく。次回の開催は10月を見込んでいる。
これから適地選定および基本構想策定と並行して一部事務組合の設立準備を推進。27年6月ごろの適地選定を目指す。28年度以降に一部事務組合を設立し、基本計画の策定、環境アセスメントなどの実施と進み、施設整備工事の発注へと移行する。
現在の5市町には焼却施設4施設、不燃・資源化施設8施設、最終処分場4施設が設けられている。うち焼却施設の1日あたり処理量は1155t。不燃・資源化施設は284・6tとなっている。
















