県東部農業事務所農村整備課は太田市大原町地先で雨水排水対策整備を進めており、2026年度は第3工区調整池の築造工事と第1工区の排水路工事を行う。調整池工事は掘削工事などを予定し、排水路工事は総延長1100mを対象に工事を行う。それぞれ9月の公告を予定し、調整池築造工事は条件付き一般競争入札、排水路工事は延長を2分割してそれぞれ指名競争入札により発注する。
(農山)農村集落基盤再編・整備事業藪塚西部地区として、雨水排水対策を行う。24年度に調整池築造工事へ着手した。
今回実施する第3工区調整池の築造工事では、土量約6000立方mの規模で掘削工事を行い、ブロックマットを1600㎡で施工する。同調整池は貯水容量6200立方m、面積3300㎡の規模。同調整池では掘削工事などの完了後、安全施設工事などを行う。なお、同調整池の築造に向けた掘削工事を25年度に発注し、荻原建設(太田市)が受注した。
同事業の全体計画では、今回工事を行う第3工区調整池のほか、5池の築造工事を予定する。今後整備する調整池は▽第2-1▽第2-2▽第4工区▽第5工区▽第7工区-。貯水容量などについては設計中としている。なお、第1工区調整池は完成済みで、同調整池築造工事を24年度に加藤建設興業(太田市)、25年度に工藤建設工業(太田市)が施工し、25年度にネットフェンス工事を群馬ライン企画(渋川市)が担当した。
調整池工事のほか、本年度は完成した第1工区調整池へ流入させる排水路を整備する。排水路工事は延長500mと600mでそれぞれ発注する見通し。第1工区の排水路の全長は約2900mを予定する。
今回布設する排水路の規模と延長は▽自由勾配側溝(700㎜×800㎜~1200㎜)=100m▽自由勾配側溝(300㎜×400㎜~500㎜)=100m▽自由勾配側溝(500㎜×1200㎜)=300m▽自由勾配側溝(600㎜×600㎜~900㎜)=300m▽GPU型側溝(400㎜×400㎜~500㎜)=300m-となっている。なお、これから整備を予定している排水路の総延長は工区ごとに▽第1工区=2900m▽第2工区=2800m▽第3工区=2900m▽第4工区=3400m▽第5工区=200m▽第7工区=600m-の規模を想定。第1工区の延長には今回発注する1100mも含んでいる。なお、数値は概算とし、設計で変更となる可能性もある。
同事業は23年度に事業着手し、太田市大久保町や大原町などに広がる薮塚西部地域約500haのうち、大久保地区に続く2地区目として134・4haが対象となる。全体の主な工事内容としては、農業用用排水施設整備の排水路工9000m、農業集落排水施設整備の排水路工3900mと調整池6カ所(調整容量計2・7万t)を整備する。農業用用排水施設および農業集落排水施設整備の排水路工は、300~500㎜の落蓋式側溝および600~1000㎜の自由勾配側溝で行う計画。同地区の調査や設計業務はプロファ設計(伊勢崎市)が受託した。

















