小山市は、新市民会館基本構想・基本計画案をまとめた。中央市民会館は市役所隣接地からJR小山駅西口の商業施設「ロブレ」再々開発の際に機能移転が決まっている。ロブレは2028年度末に閉鎖し、29~30年度で解体撤去。30年度後半から新築工事に着手し、32年度末の完成を目指す。新市民会館の最大想定面積は延べ2500平方m。10月をめどに成案を仕上げる。
市庁舎南側に立地する中央市民会館は文化センター、中央公民館、中央図書館分館3施設の総称。SRC造地上2階地下3階建て延べ9759平方mの文化芸術活動の中核拠点。急斜面に建ち北東側の正面玄関が地上1階、西側玄関が地下2階の複雑な配置と形状。
築48年が経過し、施設の老朽化や設備の機能不足、使い勝手の不便さのさまざまな課題を抱えている。Is値0・53で、1階や3階のY(南北)方向が耐震基準に満たない。建築物耐震改修促進法に基づく市内で唯一の要緊急安全確認大規模建築物。
現ロブレ市有床は53%。新取得床を含め文化センター、中央公民館、図書館に加え、生涯学習センター、美術館ほかで構成する複合施設を整備。公民館と生涯学習センターの役割分担、生涯学習や美術教育普及方法は次期「生涯学習推進計画」に位置付ける。
発表・発信の大ホール5600平方m、小ホール1100平方m、美術館1000平方m。練習・創作・社会教育の図書館1700平方m、会議室・スタジオ・活動室2400平方m。にぎわい・交流の子育て支援800平方m、カフェ・ロビー1700平方m。
その他必要な事務室・防災倉庫700m、共用スペース2500平方m(廊下、トイレ等)、機械室3500平方m、駐車場・駐輪場4000平方m。計画策定後は施設イメージの検討、設計内容の細部は再々開発事業全体計画の中で具体化させる。
大ホールは1500席。小ホールは200席の平土間可動席。美術館は展示室・収蔵庫。スタジオは防音・遮音性能を確保。活動室は調理・茶華道・ものづくりの場に開放。図書館は駅近の利便性を生かした多様な閲覧環境やくつろぎの空間を演出する。
ロビーは日常的にイベントを開催し、目的がなくても気軽に立ち寄れるような開かれた場。十分な広さの自習スペースを設け、飲食を提供する。専門性や使いやすさを担保しつつ機能の共有・集約化を調整の上で施設構成、面積、コスト削減策を練り上げる。
ロブレとロブレ632(立体駐車場)は1994年に完成した再開発ビル。ロブレはSRC造地下2階地上8階建て延べ4万1808平方m。ロブレ632はSRC造地下1階地上8階建て延べ2万5914平方m。「にぎわい」「流れ」「光」をテーマに建設。
ロブレ632街区は住宅、ホテル、商業業務サービス機能の多様な都市整備を図る。主な整備方針は①魅力的な建築物②にぎわいを生むウォーカブルなまちの形成③多世代対応の都市型居住機能の導入④災害時に一時的に避難ができる防災拠点。
施行区域は1・6ha。駐車場不足問題、設計自由度の向上、都市開発上の条件を整理した結果、ロブレ632南側0・3haの区域拡大を検討。権利者に対し意向を確認中。27年度の都市計画決定が目標。27年度に基本設計、28~29年度で実施設計の予定。
















