高崎市は国に対して2027年度の施策に関する要望を行った。新規要望項目として、旧高浜クリーンセンターの解体のほか、国道17号上並榎町交差点の渋滞対策も盛り込んだ。
旧高浜クリーンセンターは老朽化が著しくなったことから、新施設の建設を推進。25年2月に供用開始となった。今後は旧施設を安全かつ速やかに解体撤去することが求められており、環境行政においては最優先の責務と位置付けている。一方、大規模な焼却施設の解体にはダイオキシン類およびアスベストなどの有害物質対策を含めて、多額の経費が必要となることから、事業完了までの間、安定的かつ継続的な財政措置を要望した。
国道17号上並榎町交差点の渋滞対策は交通混雑緩和や物流の円滑化による生産性向上、沿線の産業活動支援や雇用促進といった地域の活性化、災害時の緊急輸送道路の確保といった平常時や災害時を問わずに安定的な輸送を確保するためには必要不可欠な路線。しかし近年は市内を縦断する幹線道路であることや工業団地および住宅団地の拡大に伴って、自動車交通量の増加は著しく、現在も慢性的な交通渋滞が発生している状況。また、東京都心から埼玉県、群馬県をつなぎ、北陸・上信越方面に至る国土の大動脈となる道路で、人流・物流を担う非常に重要な路線となっている。
このほかの主な要望は次の通り。
【小中学校の教育環境の充実】
学校防災機能強化事業(校舎外壁落下防止等工事)は小学校4校、中学校3校、学校空調設備整備事業(体育館空調設置工事)は小学校10校、学校大規模改造事業(管理室等空調設置工事)を小学校18校、中学校7校で要望を行った。
【河川防災ステーション整備】
災害リスクが年々、高まっているために河川防災対策強化は最重要課題として位置付けている。要望内容は一級河川鏑川の左岸に位置し、幹線道路からのアクセスおよび利便性に優れている木部町において、河川防災ステーションの整備が早期に図られるよう求めるものとなった。
【烏川上流築堤事業の整備促進】
右岸の寺尾・根小屋地区の築堤整備が完了見込みとなる一方、左岸の下佐野地区は未着手となっている状況。当該地区は高崎駅への利便性も高く、近年、宅地化が急速に進んでいるために浸水対策が喫緊の課題となっている。右岸側の整備完了に合わせて、下佐野地区の築堤整備促進が図られるように要望した。
















