石岡市は、大砂地内で計画している総合保健センター(仮称)整備事業のスケジュールを見直した。本年度末の造成工事着手に向け、12月補正予算に造成費を盛り込む予定。2027年度当初予算に本体工事費を計上し、造成工事の進捗を見つつ建築工事を進めていきたい考え。盛土規制法に関する手続きに期間を要するため9月補正への造成費上程を見送り、スケジュールを後ろ倒しした。
建設地が、大砂10528番地19(地番)外の敷地面積約8607㎡。新築規模はS造平屋建て、床面積2400㎡程度を想定。現在はandHAND建築設計事務所(つくば市)が基本・実施設計業務を、つくばスケール(石岡市)が造成設計を担当している。
ゾーニング案としては、南側の玄関・エントランスを中心に、東側に健康づくり支援機能(健診ホール、健診室、計測室、問診室、保健指導室、相談室、調理室、栄養指導室、消毒室・ランドリーなど)を配置。西側は手前にその他機能(事務室、会議室、更衣室など)、奥側へ子育て支援機能(妊産婦相談室、児童発育・発達相談室、家庭相談室、救護室など)を設ける方針。
外構については隣接するふれあいの里ひまわりの館との共用駐車場100台程度を整備。保健センター完成後に境界の植栽やフェンス等を撤去し、両施設で一体的に運用する。
造成工事では敷地北側に擁壁を設置する。擁壁はL100m以上、最高4m以上を見込むため、現在は盛土の工法について検討し、合わせて市道拡張に向けた設計を行っている状況。並行して盛土規制法に関する手続きを進めており、許可が下り次第造成工事費を上程したい考え。
今後の流れとしては、10月ごろ駐車場整備に係る外構設計を委託する予定。造成工事については工法検討や盛土規制法に係る手続きに期間を要していることから、9月補正への工事費上程を見送り、12月補正への上程、年度内の着手を目指す。その後は27年度当初予算に本体工事費を計上。造成工事の進捗を見つつ、整備を進めていく。
基本・実施設計委託時の予定工事費は12億2400万円と試算。物価高騰や人件費上昇の影響を受けて当初の計画より建設費が膨らむことが見込まれることから、コスト削減に向けた検討を行っていく考え。

















