山梨市は市老人健康福祉センター(山梨ちどり温泉、同市小原西)の改修を計画している。このほど現況調査を依頼しており、年内に必要な対策や概算事業費をまとめる。温泉設備については建設後、大規模な改修を実施していないため、大幅な更新が必要になるとみられる。2027年度から具体的な設計に着手する可能性が高い。
施設は温泉のほかデイサービスの機能を備える。山梨市役所本庁舎から北東へ約500mに位置しており、近隣に双葉幼稚園がある。RC造3階建てで延べ床面積は2370㎡。敷地面積は1914㎡。市によると1995年度の建設後、30年が経過した。
これまでに空調など一部設備を更新したものの、温泉設備を含め大規模な改修は実施していない。市は7月に雨宮建築設計事務所に現況調査を依頼。躯体を含め老朽化の度合いを調べ、年内に対策箇所や事業費をまとめる。その結果を踏まえ27年度予算案に設計費を計上するか判断する。市は温泉で使うボイラーや管設備、ろ過機などは交換する必要があるとみている。
温泉施設は24年度まで山梨市社会福祉協議会の指定管理としていた。社協からは、かねてより施設の老朽化が指摘されており、25年度から市が直営で運営している。25年度の利用者数は約4万7000人だった。
市は改修後、再度指定管理とする方針で、市担当者は「改修により建物の安全性を高め、安心して勧められる施設にしたい」と話している。

















