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国土交通省渡良瀬川河川事務所,その他記事(公共)

小黒川砂防堰堤工事を公告

2026/08/25 群馬建設新聞


国土交通省渡良瀬川河川事務所は、桐生市黒保根町下田沢地内で小黒川砂防堰堤建設工事を進めている。同砂防堰堤の完成に向けた堰堤コンクリート打ち工事および鋼製スリット設置工事を、早ければ10月に条件付き一般競争入札により公告する。工期は約12カ月を想定し、2億円以上3億4000万円未満の工事規模。余裕期間制度(フレックス方式)の活用予定工事となる。

同事業は利根川水系直轄砂防事業として、渡良瀬川の支流である小黒川で砂防堰堤を築造するもの。荒廃した赤城山東斜面からの土砂流出防止や、流域内の不安定土砂の2次移動防止を目的に砂防堰堤を新設する。砂防堰堤を建設することで、下流域の国道122号やわたらせ渓谷鉄道、人家などを土砂災害から保全する。工事の施工箇所はキャンプ場に隣接しているため、工事現場内の安全対策に加えて資機材搬入時の安全対策にも関係者と連携しながら重点的に取り組む。同砂防堰堤工には2025年度に着手しており、本体下部と左岸袖部のコンクリート打設を山藤組(桐生市)が施工した。

築造する砂防堰堤は鋼製透過型砂防堰堤となり、堤長71m、堤高14・5m、全体のコンクリート打設量は約4400立方mの規模。今回実施する工事では、コンクリート量1722立方mを使用して前回工事の続きとなる砂防堰堤の建設工事を行い、鋼製スリット89tも設置する。

今回工事により、同砂防堰堤は完成する見通し。同砂防堰堤工については、測量業務をプライムプラン(前橋市)、地質調査業務を現・日本インシーク(東京都中央区)、設計業務を建設技術研究所(東京都中央区)がそれぞれ担当した。

渡良瀬川の利根川水系直轄砂防事業としてはこのほか、同工事の上流側で平沢砂防堰堤などの新規整備を計画している。これからの工事着手に向けて、各種調査などを進める。

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